20年前のクリスマスイヴは

 今から20年前のクリスマスイヴは土曜日だった。
 蒲田の店では営業終了後に師匠夫婦にスタッフや子供達と共にクリス
マスパーティーを本店で行った。 

 当時のスタッフは男が11人と女が2人で合計13人、更に師匠夫婦と子供
達3人、そして支店の店長の奥さんの総勢19人が集まってのパーティーだ。

 シャンパンで乾杯の後ビールやウイスキーを飲みながらチキンやロースト
ビーフなどのご馳走を食べた後に、お約束のケーキを切り分けみんなで
食べるのだが 師匠の奥さんが作ってくれた料理はムチャクチャ美味し
かった。

  笑ったのがケーキを当時小3だった師匠の娘が皿に受けて食べようと
したとき誤って落としかけたが、隣にいた女子スタッフの森本さん(仮)が
見事な反射神経を発揮し素手でキャッチした。
 日頃はノンビリ屋の森本さん(仮)の意外な側面を見た気がした。

 その後はスタッフが各々‘かくし芸’を披露するのだが、私がやったのは
調味料の一気飲み。
 特にチューブ入りの ねりワサビ一握り分を飲み込むと店内は大受け
だった。 

 みなさん心配されるが、これにはコツがある。
 予め肉や野菜などを頬っぺたに含んでいて調味料を口に入れるので、
しょうゆやマヨネーズを口の中でかけて食べている感覚なのだ。

 そんなこんなで大騒ぎする楽しい時間はあっという間に過ぎる。
 23:30でお開きになったが、パーティーの合間にスナップ写真を撮って
いた。 

 このスナップ写真が何と4ヵ月後に新宿のセンチュリーハイアットホテル
で行われるJ○H○のコンクール申込書に貼られて提出されていた。
 J○H○は1年のコンクールで最も格式ある大会で表彰式には正装で
臨まないと表彰取り消しというペナルティーまであった。

 当然のように出場料も高く申込書には顔写真を貼らないといけないの
だが、そんな格式ある申込書にクリスマスパーティーで酔っ払ったり
ケーキが下に写っているスナップ写真を貼ったのだから、さぞかし
J○H○のお偉方はご立腹だったろう。

 今となっては楽しい思い出ではあるが・・・・・  

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 76年 選抜高校... ウルトラマン... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。