ウルトラマンガイアEP17・天の影 地の光

 ウルトラマンダイナEP34の‘決断の時’で、ヒビキ隊長がコウダ隊員に
‘もし戦いの中で、大を生かすために小を捨てる事になったら、お前なら
どうする’と尋ねる事があった。
 地球を救うためにアグルは‘半径20㌔余りの人間を犠牲にしてでも
地球を救えればいい’という‘大を生かすために小を捨てる’事を当然の
ように決断するのに対し、我夢は・・・・という話だ。

 冒頭で藤宮は美宝山に姿を現し怪獣探知機で地下を探り地底怪獣
ゾンネルを発見するとアグルに変身して地下に潜りコントロール装置を
埋め込む。
 やがて目覚めたゾンネルを藤宮はデコーダーで操り始めた。

 その頃、木星付近で現れた未確認天体のディグローブが地球に
向かい衝突しそうになるのが判明。
 仮に東京に落下すれば東京を中心に半径100㌔のクレーターができる
だけでなく、粉塵などで氷河期になる可能性もあった。

 ディグローブの直撃を防ぐのに藤宮は地底に住むゾンネルの体内
エネルギーを放出して迎撃しようとする。
 ゾンネルの体内では熱核融合反応が加速度的に進んでいるので体内
エネルギーを放出すればディグローブを迎撃できるが、大気熱で爆発後
には半径20㌔の地上が焼き払われるのだ。

 ゾンネルが現れたのでチーム・クロウが出動し、威嚇しようとするが歯が
立たず樹莉と慧は焦る。
 住人達が避難するのを見た我夢はガイアに変身、ゾンネルに立ち向
かう。
 持ち上げて大気圏外に持って行きディグローブを破壊しようとしていた
のだが、ゾンネルの尻尾による攻撃でリフトアップ失敗。
 藤宮はゾンネルに‘ガイアに構うな’と命令するが闘争本能を抑えられ
ずにガイアと戦い続けるので遂にアグルに変身し、体内エネルギーを
放出する背中をこじ開けようとする。

 そして遂にゾンネルの体内エネルギーが放出されディグローブを直撃
したところで‘次回に続く’。

 ガイアは基本的に続きモノなので前後編モノという意識は1・2話以外
にはなかったが、今回はそれ以来の前後編モノ。
 地球を守るためなら多少の犠牲は構わないアグルと、なるべく犠牲を
出したくないガイア
との考えの違いがよく分かる。

 2人のウルトラマンが衝突するだろうという事を匂わせながら次回へ
続くのだが、2日が正月休みOA無しだったので2週間待つのは多少
辛かった。 

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