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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

続 職業病

2006-09-24 01:17:17 | Weblog
職業病の話はしたくないけどしたいけどしたくないけどしたい。

そんな感じ

ところが、某医師に、
うどん屋の職業病と対策についてパンフをつくる旨のメールをすると

「すばらしい!」と割りにくわしい返送があって気を良くしたので、することにしました。
やはり、行政や業界団体の協力があった方が、より良いものが普及するとの意見でした。

某医師はうどん屋のことは把握してないようでしたが、食料品製造という分類では
高温な場所での熱中症、手洗いしすぎでの化学物質による障害なんかもうどん屋と事情が似ているだろうとのご指摘がありました。

うどんジムの一日を朝からふりかえって、何が危険かを考えてみることにした。

1.朝起きて、すぐに店に行って30~40kg以上ある寸胴を動かす。
これなんかいつもより寒かったり、ほかの事情でどこか痛いときに、いつもやってるからと同じようにやったらたいへんなことになるかも。

2.生地の粗のばしのとき
踏む作業は、毛細血管を気づかずに切っていそうな気がする。
また、真冬には生地が冷たいので、素足で踏むと何か第二の心臓を冷やしてるみたいで良くなさそう。

3.打ってるとき
①麺棒を掌底や掌で押し付けているとこれも毛細血管や細い神経を傷めてそう。
根性や慣れや筋力トレーニングでは毛管は鍛えられないと思う。

②うどんジムの場合は体重を上からかけようとすると、背伸びぎみにしないと奥まで押していったときに腕が伸びていかない。
疲れてくると、背伸びができなくなるのでどうしても体重を乗せずに腕だけで押しそうになる。
これは台をつくるか探そうと思う。

手首もかなり疲れることがある。

③コンクリートの上で長いこと立つので、血流がわるくなりそう。
一日に十数時間立ってますからねえ。

4.暑いところにいる時間が長い。
うちは割りに涼しい厨房だと思うけど、夏は33度より下がることは夕方でもまずない。

5.うどん食べる回数が多すぎ
うどんジムは少なめに見積もっても年間1000玉は食べていると思う。
残ったら天ぷらも食べるから、3大成人病や糖尿病のリスクは高くなる人が多いと思う。
毎日残りものを食べてるとこなんかはそうとう危ないと思う。

6.足ふみで毛細血管を傷めそう。団子づくりで親指に力を入れすぎ。


保険のおばさんの意見では、2代目、3代目の方は、家族労働があるので、比較的楽そうなとこはありそうです。