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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

PRかぁ。

2006-06-25 13:51:49 | Weblog
最近 広告関係の営業の方が来て

「広告載せませんか?」

と言われる。

今のところお断りしているし、当面その予定もない。

でも、開業3ヶ月。
そろそろそういうのがあってもいいような気がしている。

何を書こうか。
よくよく考えてみると、今まであまりお店のPRに関心がなかった。
近所のオフィスや事業所の人に普通に安心して食べてもらえばそれでいいという以上に考えてなかったから、ノボリも人に言われてやっとつけたし、ここに来て、ようやく窓面などにディスプレーもやっていくことにした。

そんなんだからチラシや広告に書くようなPRすべき特長って言葉にして考えたことがなかった。

うちがやってることで、よそであまりやってないことといえば

・紀州梅と大根おろしがサービスなので、180円で梅おろしうどんができること。
・長寿手帳の提示で、65歳以上の50円引きを学割みたいな感じでやってること。
・土曜日は有料駐車場に停めた場合、申告すると1台あたり100円引きになること。

ぐらいだと思う。

ちょっと少ないといえば、
・ちくわの天ぷらが一本丸ごとになってること

梅おろしが180円でできるのは、好きな人がある程度限られるけど、好きな人にはかなりお得だと思う。

また、うちでは、天ぷらはちくわが一番よく売れている。

よそがどうやってるかははっきりとはわからないことでは

・ダシに昆布をたくさん使っていること。

うちは、客単価が高いフルサービスのお店でダシを習ってきたけど、そこよりも開業までの試行錯誤で、昆布もいりこもたくさん入れているので、100円台のかけうどんのダシとしては破格の材料費になってると思う。
近隣の有名セルフで見習いをしていた人が手伝いに来て、「うちの3倍は昆布入れとるし、京料理のような手間をかけてセルフのダシをつくってどうするんだ!?」と半分あきれながら驚いていた。

変えてみようとまったく思わなくはないけど、このやり方でできる味がお客さんに対して定着しているので、実際にそれはできない。

なぜたくさん入れるかというと
臭みや苦味をあまり入れないために、とろ火で2時間半以上火にかけてダシをとり、かなり低温のところで昆布もいりこも引き上げているので、材料当たりのダシの抽出度が低くなるから。

うちがPRすべきところの第1はダシにあるかもしれなけど
実際に近隣がどの程度の材料を使っているかは、想像はできるけど、はっきりはわからないので、よそとの比較で、「上位」とか「平均以上」とかは書けない。

ただ、天ざるセットが1,000円ぐらいするお店で習ったのよりも原価をかけていることは事実なので、そこは書けそうな気がする。

もう一つ、足踏みの時間がかなり長めなのも特徴ではあると思う。
先ほどの他店の見習いの方に言わせると、ダシを火にかける時間と足踏みの時間が長いから、うどんジムは、お店に長居して疲れて、他のいろんなことをするのがしんどくなるとの指摘があった。


いつになるのかわからないけど、「全店制覇」の来年号の取材はたぶん来ると思うので、急に来て驚かないように、何か考えておこうと思う。
当初は取材のお断りをしようと考えていたけど、「うどんジムさんはPRしてない。」「お店の構えが地味で目だたない。」などほとんど毎日のように言われているし、よくよく考えてみると無料であんなに効果のある広告媒体もないと思うので、大切に考えていこうと思うようになってきた。