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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

新しい目標へ

2006-06-18 16:00:57 | Weblog
「何かいい目標はないかなあ?」

ってほかの人に聞くようなことでもないけど。

開業するまでは、開業自体とお客さんがつくかどうかだけで十分大きな目標になった。

当たり前だけど開業はできた。

お客さんも一回入ってくれた方のほとんどが2回目来てくれてるような気がする。

ぜんぜん、まだまだだけど、毎月15%~20%ぐらいお客さんも増えている。

そこそこにはお客さんから喜ばれているような実感もある。

多くのお客さんと日々コミュニケーションをとるのは、勤め時代よりも気分がいい。
どこもそんなものかも知れないけど、クレームとか迷惑客には今まで一人も当たったことがない。

最初のころの不安定さもかなりなくなったと思う。


開業前から当初の心配がだんだん解消されてくると、次の目標。
それも気持ちを前向きにさせてくれるような目標が必要になってきたと思う。

儲けることはものすごく大事だけど、そもそも勤めをやめた時点でどんなに繁盛したって収入は抜けないから、それを目標にすることは必要ではあっても楽しみにはならない。

味の安定もすごく大事で、不可欠だけど、ネガティブなことを減らすことは気持ちを湧き立たせるようなことではないと思う。

原価や諸経費のロスを減らすことも大事だけど、それも同じような理由で楽しいことではないと思う。

新しいメニューを増やすことも大事だけど、ロスや手間が大幅に増えないようにするか、力を入れてたくさん出るようなものを1つか2つ最小限で増やさなくてはならないと思う。

ある講習会で
「メニューが多いのは良くないお店の特徴です。」
といわれたけど、半分ぐらいはほんとうだと思う。

たぶん、山越さんなんかも1つか2つのメニューが延々出ているように、人気店でたくさんメニューがあるお店もほとんど2つぐらいにオーダーが集中しているらしいし、またそうでなければ、品質も営業成績もついてきにくいらしい。


「肉うどん」「釜揚げ」はやってほしいと2、3回か言われたことがある。
昼に列ができているときに手間がかかって全体の待ち時間が延びるかもしれないので避けていたけど、釜玉もやった方がいいかなあと思う。
今、メニューを増やすとしたらそれと釜かけぐらいかなあと思う。

メニューを増やすのはリスクが大きいことという頭がうどんジムにはある。
ロスや手間が増えるなら、基本のかけだしや麺に原価をさらに投入して原価率そのものを上げて、かけとざるだけで商売できるようにした方がいいのではないかと頭の片隅ではいつも思っている。
ロスと人件費はダイレクトにお客さんに還元されるものではないけど、原価そのものはお客さんにダイレクトに還元される。
原価率の高い経営というのは、うどんジムは悪いことではないと思う。
人件費や光熱水費や家賃の比率が高いお店というのを想像したら明らかだと思う。


そこそこ取引実績もできてきたので、現金仕入れのものを掛けにして記帳や証票や現金の管理の手間を省くなど、営業以外の手間を少なくして、新しいことに力を入れられるようにしていかないといけないと思う。