KEEP ON SMILING!

治らぬなら
治してみせよう
SLE
※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

試験監督

2006-07-12 18:38:21 | ☆日記・随筆☆
【前回のあらすじ(とは関係ない話)】
 読者投稿が不採用だった母は懲りずに別の文章を書いたのにその紙をなくした。そして今日はなぜか鼻血が出てなかなかとまらなかった。(本人は暑さのせいと言っていた)なんだかまたかわいそうに思っていたが、お中元でお酒とカニ缶をもらい鼻血を出しながらも躍っていた。母はどんな逆境にも食べ物さえあれば乗り切れるようだ。

【前回のあらすじ(とは関係ない話)2】
 先日友達がきゃわゆいきゃわゆいミニチュアダックスフントの写メールをくれた。かなり嬉しくてブログに載せようとしたのだが、なぜかうまく載らない。あまりのせつなさに以前ちぺさんからいただいたアライグマちゃんの写真をまた出して一人で和んでいる次第だ。



試験監督とは、試験監を督するものでも、試を験監督するものでもなく、試験を監督するといった仕事である。
「試験」という意味についてはここでは省略する。
「監督する」という意味についてはここでは省略する。
「といった」という意味についてもここでは省略する。
だがこの仕事、試験をじっと見つめているだけでは成立しない。
これには人知れぬドラマがあるのだ。
ただ単に簡単な仕事と思われがちだが、イケメン探しに始まって変わった解答や名前探しなどをしていると時間はあっという間に過ぎる。
しかも私は一人になると、頭がフル回転していろいろ考えごとをしてしまう癖があるのでそういう性格の人にはこの仕事は要注意だ。
途中で何回も自虐的に陥り(なぜ24歳にもなってこんなバイトをしているのだろうなど)、一人で涙しもした。
と思えば生徒の珍解答に笑いそうになったりもした。
そう、まさに涙あり笑いありの仕事なのである。
その上、非常におどろいたこともある。
というのも、変わった名前に出会ったのである。
しかし、最近の子供の名前は変わっている方が多く、児童英語講師をしていた私は変わった名前には慣れている。
特に最近の女の子の名前は本当に凝っている。
三文字で、お花の名前が多い。
私の担当していた子供は「なづな」「さくら」など。(「さくら」ちゃんなんてクラスに何人かいたりする)
あっそういえば私のマイミクさんのお子さんも「あやめ」ちゃんだったな。
男の子は比較的私と同世代にもいそうな名前がまだ結構ついていたりするのだが。
あっでも「すばる」とかいたな。
と、変わった子供の名前には慣れているはずの私だったが、それでも驚いた名前とは……
ダビデ!!!!
しかもカタカナで。
ご両親がキリスト教信者なのかなあ。
ちなみに、なぜかその生徒のあだ名は「ダビンチ」だった。
「おい、ダビンチ! 今の算数できたか?」
というある生徒の言葉を聞いて、どうしてダビンチというあだ名なのだろうと思ってその生徒の答案を見たら「ダビデ」という名前だったのだ。
カタカナだったのでハーフではないかとも思ったが、その子の顔を見る限り、韓国人と日本人、中国人と日本人のハーフの可能性はあるが、ヨーロッパ系と日本人とのハーフの可能性は少ないのではないかと思われる。
ちなみに女の子で「マリア」という名前は多い。
「まりあ」もあれば、漢字を当てはめているものもある。
「マリア」ちゃんには結構出会うのでそんなに驚かないが「ダビデ」くんには初めて会った。

ちなみに私の本名。
もちろん今の子供で同じ名前は皆無だ。
よく同じ名前を聞くのは病院。
病院で呼ばれるおばあさんやおばさんの名前には同じ名前が多い。
それもそのはず。
私の名前は母の周りの人で幸せな結婚をした人にこの名前が多かったところからきているようだ。
つまり母が私を産んだときにすでに結婚している人たちに多かった名前なのだから今おばさんに多いのは当たり前。
昔は古くさいから自分の名前が嫌いだったのだが(だから名前に関係のないウチョというあだ名をつけてもらった)結婚運の良い名前と思うとそうそう悪い名前ではないと思うようになった。
でも特に美人でも性格がいいわけでもない私が恋愛運が非常にいいのはこの名前からきているのかもしれない。
名前ってバカにできない。