
今日から、ユンボ PC-30-7型のエンジン整備はじめます。
症状としては、エンジンオイルが一日で4Lほど消費してしまう症状。
稼働時間からするとエンジンOHしてもよいくらい。
エンジンはコマツ向けヤンマー 3D84E-3A
ヤンマーでいうところの3TN84
今年の冬は3TN84系エンジンに出会いが多かった冬です。
ぼくの歩道除雪車両も同じエンジン3TN84T(ターボ仕様)でお仕事してます。
クローラーの土からも春が感じられるな。
エンジンOHに向けて、コマツさんにパーツリストと作業要領書みせてほしいと連絡したら、担当者が寄りますよと連絡。
コマツさん曰く、今まで売ったこのモデルでオイル管理が悪くてエンジン決まったもの以外ではOH、載せ替えはしたことがないですと。
3D84エンジンの原因として、噴射ポンプの劣化によりオイル回り、燃料周りはあるそうです。
夕方、追加連絡があり、噴射ポンプOHへ出すまえに燃料ポンプ(この子は機械式ポンプ)の交換してみましょうと。
部品手配しましたからと連絡。
これがメカニカルポンプ
まぁ、働けばゴム類劣化するから燃料ダイリューションも起きてもおかしくないよね。
シリンダブロックから、噴射ポンプ潤滑用配管がこれ。
修理方向性としては、メカニカル燃料ポンプ交換、様子をみてオイル消費が多いようであれば、噴射ポンプOHへ出す感じでした。w
コマツさんは言いました。燃料タンクも外して洗ってくださいと。
外したついでに、温水洗浄します。
綺麗になった。
中はそれなり、様子をみてラジエータOHですね。
百姓あるあるの籾殻w
ひたすら、掃除ですね。
夜の部活へ
オイルパン凹んでるのでこのタイミングで交換発注しました。
紙パッキンはなく液パンのみなのでオイルを綺麗に抜くのがコツだそうな。
オイル抜いたときも異物がなくてホットしてました。
開けてオイルパン中、エンジン下回り眺めて損傷がないのでまぁいい感じ。
どうせなら、ピストンリング交換までしたほうがいいんだが、それは次回とします。
綺麗なもんだ。
さて、燃料タンクを外しますね。
今晩は、このままエンジン内のオイルを3日放置して完全に抜いてオイルパン貼り付けへ。
作動油低圧配管です。
奥からエルボーで立ち上がって作動油タンクへ繋がります。
作動油タンク下あたりの車体にサービス穴があるので写真とってみた。
上の壁の反対側からの写真
左が黄色い鉄の管右が作動油タンクのエルボー
左がオイルクーラーからタンクへ戻るホース、右の緑が低圧配管エルボーとラバーホースのジョイント部分と作動油ドレインボルトがちらっと写ってます。
各バンド位置を撮影しながら頭に入れておきます。
外さないでいいものは外したくないので。
低圧作動油配管 車体とUボルトで固定2か所固定
ここと、カウンターウエイト裏の中央あたり。
油圧ポンプのエルボーへ。
今日は、ここまで、明日は掃除。
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