人間の書

励みの門

爺の家庭教育(魚釣り)。

2016-05-03 00:39:46 | Weblog
爺の家庭教育(魚釣り)。

魚釣りに行ったら砂浜でキスを釣っていました。
夫婦で仲良く釣っていて餌は旦那さんが付けて、
遠投をして奥さんに竿を渡していました。

餌を付けている旦那さんの傍でさやと話をしていました。

旦那:ゴカイは噛みつくでよ、噛まれたり痛いでよ。
沙弥:痛いんえ。
旦那:噛まれたら痛いんで。

爺: 噛まれても魚を釣るんだったら付けんといかんのでよ。
沙弥:そうなん。

爺: 「虎穴に入らざれば虎子を得ず」だからな。
沙弥:知らない。
爺: 「かぁか(娘)」が言ったやろ。

爺: 魚を釣ろうと思ったら、噛まれても付けないと釣りが出来んのでよ。

---

築港で「いわし」を釣っていたら。
沙弥:おる、見える。小さい魚が(水面近くで)泳いでいる。
爺: 釣針より、口が小さい魚は釣れんのでよ。

死んだ魚が近くに寄って来た。
沙弥:釣りたい。
爺: 死んだ魚は口が動かない。だから釣れないんでよ。
汰朗:引掛けたら釣れるでよ。(だって。)
爺 :「うまいこと言う。」と心で思った。

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さやは何故か臭い(オキアミを解凍している。)魚の餌に、
手を入れて餌の籠に自分の手で押し込んで詰め込んでいた。
(大概は「爺臭い餌を入れて欲しい。」と言うと思った。)

へぇー。

「虎穴に入らざれば虎子を得ず」

手を突っ込んだのは、くさい臭いのする魚の餌のバケツ。

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