なら学びの会

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12.14 奈良の会行ってきました

2019-12-14 23:26:11 | 日記
12.14 奈良の会行ってきました 
 2日ほど暖かな日が続きましたが、また寒さがぶり返すようですので風邪などひかぬようお気を付けください。
 さて、しばらくぶりに「奈良の会」参加してきました。今日は、上牧(かんまき)小学校(上牧町)で2学期末相当忙しい時期でしたが、20名近く参加されていました。
まなびの知恵袋「小畑公志郎先生」

2年生「かさこじぞう」、5年生算数 資料参照、5年生 社会科「景気の変動」のビデオカンファレンスを中心に進みました。ビデオを見ながら、ペアや全体で気づきを交流しました。
2年生「かさこじぞう」 ペア重視のコの字 ペアで第3場面をじっくりと読んでいました。
5年生 算数 3人、4人のグループ  課題に熱心にチャレンジしていました。先生の巡回もゆったりと学びを邪魔しない動きでした。子どもによる課題の解説もフロアから見守るスタンスは大いに参考になりました。

5年生 景気の変動 3人、4人のグループ 工場の規模別一人当たりの生産額と工場規模の比較のグラフからの気づきを交流します。

学びの知恵袋
①「かさこじぞう」では、論説文や説明文の読みと違って、「なぜ」「どうして」を問わない理由を、総合教育技術「連載 学びの共同体の創造 第21回 文学の授業における質の高い学び」から引用して解説いただきました。子どもから「なんで」「どうして」とでたら・・文に戻そう!
②グループの学びとひとり学びについて解説いただきました。「今はひとりで考えて、ハイ!ここからはグループで考えて」というように進める先生には一斉学習好き(学びの支配)の先生に多く見られます。グループ員の構成についても、抽選が理想だけれど、サポートする子どもにはできる子よりも一緒にやってくれる子がいいです。(上下関係の打破の観点から)また、「わからなかったら、聴きましょう」とすすめても、「わからないところがわからなくて、訊ねようがない子」に対するサポートが最も重要です。
目指そう1往復半。「おしえて?」教えてもらいます、そして「これでいいの?」「ここは?」などと問い直しができているかどうかを見極めることが大事です。次の③にも関連しますが、課題(短い説明文)をきちんと読み解くことができるかどうかにかかってきます。
③資料と出合わせ方で勝負が決まります。PISAの報告にも見られる読解力の低下は、社会で鍛えることができます。(読解力≠国語)2つ以上の資料を関連付けて考える(読み解く)習慣が養われるので、社会科(PISAにはない)を取り組む学校ほどレベルが上がっています。

本日の気づき
年収格差は広がりつつある。年金生活者としてはより厳しくなりそう。助けてください。

注:本文は私どもの聞き取りにつき必ずしも正確でないことを申し添えます。

【お知らせ】公開授業のご案内をいただきました。
鶴山台北小学校(和泉市) 1月18日(土)9:50~

はつしば学園 (堺市) 1月25日(土)9:20~


四月からどうする ―何を願って、何を求めて― 宝塚の会 小畑公志郎先生

次回奈良の会 1月はお休みです。
2月22日(土)午後から 詳細後日 (終了後慰労会予定)



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