やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

小笠原にいて考えた硫黄島

2020-11-29 14:25:06 | 山旅(国内)
みなさんこんにちはわたしは26日の木曜日に帰ってきたよ~。
今回もみなさんとっても喜んでくださっていい旅だった。(小笠原6日間)
小笠原ツアーは1月にあと2本、2月も1本、決まっていて
これからもっともっと深くいろんなことを知っていけると思う。

今日はすーさんと朝に散歩していると、
荒川の土手から日光方面の山々が見えたの。ここから見えるとは
東京に引っ越してきてもうすぐ10年になるけど初めて知った
男体山と白い日光白根!↓↓


もちろん富士山は時々見えるけど(そしてもちろん反対方向)
今日はよほど空気が澄んでいたのね。
お出かけしたいけど、わたしは12月もめちゃ忙しくて
出かけられないんだ~。
でも、5日土曜日は、80代のお客様のための山トレを企画してみたので
楽しみにしている。時間あるよ、山歩きたいっ、というご興味のある方はご連絡くださいね。
年齢問いません。笑(もちろん参加費無料)

*

小笠原の父島と母島にいて、美しい風景がたくさんなんだけど、
戦争の爪痕も感じる。防空壕が残っていたり、軍のレーダーだとか
軍が使っていた建物がそのまま残っていたり
戦死者の方の慰霊碑があったり。

それからガイドさんたちと硫黄島の話にもなった。
わたしが映画の影響で「いおうじま」というと、「いおうとう」と何度もなおされた「硫黄島」。
今は自衛隊関係と遺族の関係者と選ばれた人しか
硫黄島に上陸することはできない。

硫黄島は父島からさらに280kmの南で、戦時中は日本にとっても
本土を守るための重要な地、アメリカにとっても攻めるための重要な地だった。
その激戦ぶりは悲しくて、
硫黄島に送られた兵隊さんたちの96%が亡くなられたのだそう。
(210000人中、生きれたのが800人くらいだった)
その話のあとに、
もっとこの小笠原諸島の戦争のことも勉強しようと思っていろいろ読んだ。

金曜日の夜だったかなあ、みんなが寝て、家事も終わったあとに
アマゾンプライムで「硫黄島からの手紙」(映画)があったので
ひとりでam3時まで見たんだけど。暗闇の中で怖すぎて
映画の途中におトイレに四回くらいいった。なんか怖くて寒くて、震えてたの。

火山の水のない小さな島の、小さな山の中に壕とトンネルを掘って籠城状態。
食料も水も武器も尽きていく・・・・援護を頼みたいけどないの。
本土からもないし、海軍の艦隊も壊滅してしまっていて。
つい先日のわたしの九州の旅で天草に行ったとき、みんなで話した、
原城に籠城した天草四郎たちの最後のことを思い出した。

クリントイーストウッド監督って、素晴らしい名作を作るよね。いつも。どれも。

わたしは広島出身なので平和教育たくさん受けてきた。
沖縄のことも知っているし、日本だけでなく、紛争とか
内戦とか、どれも無駄に悲しい、無駄で悲しくて苦しい。といつも思う。

この硫黄島で絶望的な状況の中、兵士たちの
家族たちとただ一緒にいたい、暮らしたい、帰りたい
という、ささやかな願いは、当時は望むことも許されず。
彼らのその叶うことのなかった想いは、
今のわたしたち日本人には当たり前すぎて、その大切さを忘れている。

*



デジカメで撮影した父島・母島の山と海。ricoh wg50。














アオウミガメが泳いでた




またおいおい、植物のこととかもご紹介するね~

環境のこととかもたくさん考えさせられるの。固有種の絶滅危機とか目の当たりにするとね・・・

人間と動植物が自然の中で共存できる環境
てのをふと考えさせられ、
あ、この言葉、信越トレイルの加藤則芳さんの言葉じゃん・・・と思う。










小笠原諸島より 母島

2020-11-23 22:39:44 | 山旅(国内)
こんばんはー

わたしはいま小笠原の父島ににいます(東京から船で24時間)
今日の午後に、母島から帰ってきました!(父島から船で片道2時間)

やはり!
東洋のガラパゴス。面白い!!



母島にもたくさんの固有種
絶滅危惧種
考えさせられることたくさん
また書くね


母島 高いところは最高峰乳房山


今日は最南端の小富士(日本の〇〇富士の最南端 最北は利尻富士)
に登ったよー標高86m
ほんとに爽快で鮮やかな景色だった。暑かった!


歩いてる時の山の木々が本土と全然違うの



2月にはここからザトウクジラが普通に見えるんだって

船から見たその、小富士

右の山頂が平の台形の山



昨夜はわたしはお客さんたちとは別の
ユースホステルに泊まっていたの(母島)
自分ちのように居心地の良い。家庭的な。わたし、ユースホステルに泊まったのは
初めて。
ほかに2名若い男性がそれぞれ泊まってて
それぞれ、違う目的の。

3人でご飯のあともおしゃべりして、まだ寝るには早いよね
と、
すぐ近くの港に散歩に行ったの


静かすぎる港に
船が静かに停泊されてて
月が綺麗だった

お互い名前も知らず、聞くでもなく
知らない3人が一緒に散歩。笑
面白いよね

魚とかいて
小さな群れで面白い動きしてた
時々跳ねるの
今日知ったそれはボラだったみたい


大きいサメみたいなのいる!て、驚き

それは、ネムリブカだった。ゆっくり泳いでた


今日も、父島の桟橋で、さっき、
人生初のワイルド エイを見たり、
ネムリブカと、シロワニっていう
サメをみた。






ここは、日本だけど、日本じゃないみたい



来るとき、おがさわら丸からは大島見えて、来月行くんだーってワクワク


そのあとの夕日

うっすら写ってるのは御蔵島と三宅島











すーさんの冬のコート

2020-11-20 20:39:24 | 三女のトイプードルのすみれ

犬に服を着せるとか

昭和の女として、(いやそれはちがうか)

わたしの好み的に

ない世界だったの。
興味もないし、
かわいいと思ったこともないし、
微塵も惹かれたこともないし。

犬が服なんて・・・ふっ

なのに。
今は



あららららららら


かわいいでちゅね


なぜかこれを着せたら固まって動かなくなったすーさん

ちゅーちゃん(すーさんと言ってる)

(すーさん動かなくなった)

めちゃめちゃかわいいのでした

ここんとこ、そんなに寒くなくて(てか今日はティシャツ一枚だったわたし)
いまもティシャツ一枚。


かわいいものはかわいい。
服着ててもかわいい。冬の犬コートまで買うのも
わたし、おかしい。笑
本来犬は全裸で過ごすものだと信じてきたからね。


ひとって変わるものですね。

*

すーさんの姉、はーたん(中1)は
今日も部活なのに、体操服を持っていくの忘れてて
ジャージとかが脱ぎ散らしてそのままになっていたの。

朝からそれらを見てため息つく母、わたし。

で、一日、わたしはそれを見ながら
かわいそうに
困るだろうな


届けたい気持ちでいっぱいだったの。

でも、ほっといたの。
困れば、今度からは気をつけるだろうと。

ちなみに数日前はテニスのラケットを持っていくの忘れてて
その前は
着替えのセーラー服の下の服も忘れてて。
ラケットは借りれたというし、
セーラー服の下は着なくても普通に一日過ごせたというし

そしたら夕方
16時前に
走ってはーたん帰ってきて
玄関で
ぎゃーたいへん

息を切らしながら、教科書とかのかばんドサって放り投げ
教科書がこぼれて散乱
制服も脱ぎ捨て(これは毎日しわくちゃなの、大変)
いそげっいそげって言いながら体操服に着替え
歌いながら
いってきまーーーーーーーーーーす
っと元気に走って出て行った。(部活に)
明るく手を振りながら。笑
その間、2分以下。

なんかかっこいいはーたんだった。

で、制服は投げられていた


*
 
再び帰ってきた時は
部活間に合ったよー
と、普通に嬉しそうに話してた。笑
こりゃ、こりんわな。



わたし明日からツアーなので
わりとバタバタしてる。
一段と気を引き締めつつ。


天草 次郎丸岳・太郎丸岳 ~佐賀・呼子のイカ

2020-11-19 17:44:36 | 山旅(国内)

11/9(九州の旅4日目)は天草上島の展望素晴らしい「名低山」次郎丸岳・太郎丸岳へ。
弟の次郎丸は397m、太郎丸岳は281m。



小さな集落を抜け(この集落は人が住んでいるのかな?なんか
時間に置き忘れられたような、人の気配のない、家もしんとした、ていうような
ちょっとノスタルジー感じる光景だったよ)

左が次郎丸、右が太郎丸
兄弟の山なの。やさしいお兄ちゃんのほうが
弟に海の眺めを見せるために低くなったらしいの。そして弟が「サンキュな」て
英語でお礼を言ったことから、この次郎丸岳の山頂なんだって。



そこから山道に入って行くの。


ツチトリモチ




貝の化石


次郎丸岳397m 太郎丸岳のほうからみたところ

東側は浸食されて急峻

山頂直下は岩場もあり、なかなか面白いの。

眺めが最高



次郎丸岳に登る山頂直下(なぜかピンクが写ってる)(山頂に祀られている弥勒菩薩様かしら・・)
この一枚岩を登ってきて振り返ったとき、叫ぶよ。


雲仙普賢岳






みなさんの驚きもけっこうすごかったと思う。
低山っていっても、こんな眺めで。昨日登った雲仙普賢岳や有明海に天草松島の景色。
ここから眺めるの。最高。

下りてきて次郎丸岳とおばあちゃん




下山後は車で天草五橋を渡り
三角駅(熊本)へ。のどかなところだったわ。







再び、有明海をはさんで対岸に雲仙普賢岳


熊本から新幹線で博多へ。

*

この博多の夜は、西中洲の「なぎの木」っていうお店を予約しておいたの。

どうしてもこの呼子のイカが食べたくて。

生きていたよ。動いてた。




透明。


しつこい?笑


あと大好きで大好きで大好きすぎる
博多のもつ鍋







と天草大王(鶏肉)の水炊き

写真を撮ってないほど食べるのと楽しい時間に
気をとられていたね。




これから小笠原連発&奄美諸島

2020-11-18 18:00:14 | ツアー予定
今週土曜日の21日から小笠原ツアー

12月はわたしの忘年登山もおかげさまで
キャンセル待ち。こちら
みなさんとご一緒できるの超楽しみ!ありがとう!

一月も二月、また小笠原!

竹芝港発着が続くの。
これもなんか、運命なのね。
楽しみ!

わたしね、地球のプレートのぶつかりと
枕状溶岩の仕組みを理解してきた。
YouTubeで勉強したの。文章だと難しいけど
学校が作ってる優しいので、わかったの。笑




新 募集中
催行されたら『上山仁美同行』になります。
2/6発

大自然も歴史も満喫奄美群島縦断スペシャル  
こちら
よろしくお願いいたします。

これから
3月〜4月のスノーシューツアー作りたいなあと思ってるし
山歩きトレーニングも
していくよ!



クリスマスケーキの注文とか
元旦に広島のお酒の初絞りが届くように注文したりとか
もうこんな時期なんだね。

お互い気をつけて過ごしましょうね!








雲仙普賢岳

2020-11-17 14:42:00 | 山旅(国内)
ちょうど今日は11/17。雲仙普賢岳が30年前に噴火した日なのだと
ニュースでやってる。わたしたちは九州の旅で、
三日目に訪れ登ってきた(11/8日曜日)


その1990年11月17日の噴火は198年ぶり。

平成新山という新しい山ができた。(後ろの煙出てるところね)
手前の普賢岳の山頂まで行って間近にみてきた。
この白い煙は
硫黄とかでなくて、地下熱で雨水が蒸気として出ているもの。


山ができるのは数万年、数千万年単位だと考えると
めっちゃ秒しかたってない新しすぎる山ってことになる。

わたし、今は、地球内部のマグマがどんなふうに吹き上げてくるとか
想像するの好きなの。笑
なので、ガイドさんがいう、
この手前と後ろの山の形が似てるのは面白いと思わない?
にとても面白いと思うの。同じように突き上げられて盛り上がりができる。

紅葉もとても綺麗で




特にコマユミの木がかわいかった。
葉の表がピンクで裏が白に染まってるの。





でも、あとから写真見たらどの木が
コマユミで、どれがマユミかわからんかった




これはマユミの花ね








下のほうはミヤマキリシマが間違えてたくさん咲いていた


間違った時期に咲くのを不時開花というのだって。










道は急なところもあるけど
普通に山歩きするならとっても楽勝の楽しい気持ちのよいところ。

もちろんもっと急斜面もあるよ




弘法大師様


唯一自分が写ってる写真はこちら

広島人二人(やっぱりカープじゃけん♪)

有明海や天草や東シナ海の展望もよかった





1100mの仁田峠から振り返り見た平成新山 ストロンボリ島のシァーラ・デル・フォッコみたい


2019年5月 そのほんもののシァーラデルフォーッコ(なんて日本語で書くか忘れたの。笑)ストロンボリ火山




下山後、この雲仙普賢岳のある島原半島の南側の
口之津港(長崎)からフエリーで熊本県天草の鬼池港に渡ったの。


振り返って雲仙普賢岳や談合島を見て
当然、島原の乱や天草四郎の話に。




くぅぅぅっ。歴史も切なく悲しく面白いドラマ。
天草、もっともっとゆっくり見てみたい。迫害、弾圧は厳しいけど
もし、鎖国にならなかったら
日本文化はどうなってたのじゃろうか。
今の日本人の9割がキリスト教信者とか
そういうふうになっていたかもね。日本の国語はスペイン語か英語で。

これまでもヨーロッパや中南米で、キリスト教が
ひろまった歴史を見てきた。

なんだかなあ。


旅、やはり、楽しい。

次の日もね、雲仙普賢岳は天草の山に登りながら見えたし、移動の時もしばらく見えてて
思い出の山のひとつになった。

*

夜の料理、最高だった。ここの料理と宿もわたしが選んだ。
また行きたいなあ。

イセエビとか


活きクルマエビとか 動いてた


お母さんが生きてるのを殻むいてくれるの

お客さん差し入れの




それからそのあと、ホテル前の砂浜で星撮影をしてみたけど明るすぎて
うまく撮れなかった。(お客さんと対決。旅日記には両方だしてる。笑)夢中になりすぎて時間忘れたわ。飲んでるのにね。笑

流れ星かな








雲仙普賢岳は天草の山からも見えて
ほんとは最終日に登った大宰府の宝満山からも天気が良ければ見えるはずだったの。

それからガイドさんが、また100年とはいわず
たぶんもっと早くに噴火が起こるだろうと。
地下にはマグマだまりというのがあって、…想像すると怖いね。
ぐつぐついってるんだよ、その地下で。噴火の時を待ちながら。
地球はすごいわ。







霊山 英彦山(中岳1188m) 雨が美しく見せる

2020-11-15 15:00:55 | 山旅(国内)

今日もとってもいい天気。朝9時前に起きて
すーさんと散歩してからは引きこもって旅日記作り中。まだ2日目・・・おそ。進まん。
だって、気持ち的にやはり、手が抜けないの。
楽しかったなあ。
ちょうど、今うちの近所(東京)の公園は紅葉真っ盛り。公園がこんなに美しいとは知らんかった。覚えてないだけかも。

*

九州は英彦山の山中が紅葉ピークだった。大宰府の宝満山はまだこれからって感じだった。

@英彦山の奉幣殿手前あたり。標高は700m

今、旅日記2日目の英彦山のところなんだけど、
自分の写真にうっとりしすぎ。笑。
(せっかく仲良くなってきたペンタロースハムpentaxk-70は事故により入院中)
おもえば体の弱い子で、去年も来たばかりなのにネパールで壊れて修理に出していた
(ほんとは扱いが荒いだけ・・・わたしが持つものはどれも壊れやすい)
でもすごいじゃん、ペンタロー。すごい写真撮ってるよきみは。天才だ。

*
11月7日の英彦山の写真たち。昔は山伏が修行する
バリバリの修験の山で、わたしたちもとっても修行だった。
バリバリ山伏は動きも早いだろうけど、わたしたちはゆっくりよ




古い石垣にも歴史感じる


奉幣殿1600年代に立て直されたもの ここから登り始める






雨の日はやはり、日本の山って美しいのね。
しっとりして、過去と現在の時間の差がなくなるの。

雨の日のほうが美しいとさえいえるほど。

ね、タイムスリップじゃろ。

伊勢神宮遥拝所

崩れた鳥居のあともあって。九州のこの山と熊野は伝承的話によるとつながっているらしい。







日中なのに


産霊神社(ムスビ)


マユミ



ピンクとグレーと白玉がもうマックス美しすぎ 白玉といわないっけ?



高住神社に降りた道も大変なんだけど
原生林めちゃ綺麗だった






高住神社には天狗の伝説あるみたい








すごいよね。ほんといい山だった。


このあとは、わたし、鉄子。
鳥栖駅(佐賀)から諫早駅(長崎)へ、長崎本線で。


このときの鳥栖駅のエピソードが数日前の「興味が尽きない」の日記の一場面ね。こちら

鳥栖駅




ホームには明治時代にドイツで造られたレールが支柱として使われているよ。


ここから、有明海の干潟や雲仙普賢岳を眺める予定だったけど
天気とかタイミングが・・・


でも、こういう旅。また行きたい~

明日からは晴れの日記。雲仙普賢岳と天草の次郎丸太郎丸嶽につづく。









人気の山 宝満山 カエルの山登り

2020-11-14 14:01:22 | 山旅(国内)
みなさんこんにちは今日はめっちゃ
いい天気の土曜日なのだけど、(山に行きたい~)わたしはお家にこもって
旅日記作りをしているの。ご参加のお客さま用の
旅日記作りに特に力を入れていて、というか
技術が追い付いてないのに心ばかりは入れ込みすぎ・・・
大変だけど夢中・・。笑。わかるかしら。

で、そんな午後。
今回ご参加のお客様のおひとりAさんとの過去の海外ツアーのグループラインがあって
そこでAさんが「宝満山では全国で唯一、山を登るヒキガエルがいるんですよ~
標高差600mも二センチのカエルにとっては(たしか登るときはもっと小さい)
標高51000m相当。
すごいです」
と、みんなに情報を共有すべく投稿されたの。
そこから「生まれついてのクライマーですね」
とか
「また下山するのでしょぅか」
とか
ライングループの中で話が展開されていて。わたしも、カエルたちのことを思い出し、彼の中では
印象的だったんだなあ、このカエルのことも旅日記に入れなきゃって思ってたの。

そしたらタイムリーなことに
毎日新聞のニュースで今日の記事!こちら


なので、今日はその、宝満山から。(福岡県・829m)

旅の最終日にわたしのペンタロースのシャッターが切れなくなって(多分落としたせい)
(昨日修理に出した)これは
お客様に借りたカメラで撮影したものが半分以上はいってるかな。

*

九州でたぶん一番人が登ってる人気の山を
わたしたちはこの旅の最後の日に登ってきた。
この山に登るのはわたしは10年以上ぶりで、そのときは広島の先輩たちと
登った。春だったこと以外はそんなに印象なくて
自分の中ではそんなに面白い部類になかったので
実は今回のツアーにも宝満山より別の山を入れたかったほどなの。
でもそれは違っていた。

石段登り


やっぱ、ガイドさんのお話って大切ね。
どうしてこの山が「竈山」かまどやま
と呼ばれていたとか、ふもとに今、鬼滅の刃で話題の竈門神社があることや、
昭文社の地図には出ていない核心部に行けたことや
伝承の話や、風景やが、とても心に残った。改めて
とても霊山だとわかったし、いろんな別の登山道も歩いてみたい
深い歴史的な山だと思い知った。













ガイドさんのお話なしでは見過ごしてしまっていた場所 でもこの山の肝
梵字の岩



標識もたしかなかったと思うけどガイドさんのお気に入りの場所っていうところ 景色素晴らしかった。

奥は初日に登った英彦山 本当はここから登った雲仙普賢岳も見えるの、快晴のときは




山頂


この山の、玉依姫(たまよりひめ)は神武天皇のお母さんで
その伝説のお話と岩があちこち残っているの。

このお地蔵様

お客様の女性と二人で、そばのこれを読んで

・・・・人類が腐りますから・・・・・???

まじめにその意味を、顔を見合わせ、しかめつつ、考え・・・

ぁぁ、衣類ね、
としばらく二人で笑いが止まらなかった・・・・

さ。
旅日記作りに戻ろう。まだ一日目の最初のほう



























興味が尽きない

2020-11-12 13:29:38 | おもう。
さっき、新宿駅で乗り換え中、

ふと、この度の九州ツアーで、
鳥栖駅(佐賀県)の駅前の入口脇で、おっさんたち(親しみを込めてそう書いてる)
のお客さんたち
買ってもらったビールを立ち飲みしていた光景を
思い出した。
おっさんとわたしも呼ばれながら。笑
誰よりもおっさんである自分を自覚したわ。
駅前で立ち飲みなんか普段はしないわ。
添乗の仕事中だし
でも、そんなことができる、そんな旅だったの。
夕暮れに向かうなか、学生たちも
改札を行き来する。
わたしには
その日本の普通の街の
普通の駅の光景も違うように見えたけど
なんだか異国のような、。。
みなさんは
別に普通だよ
ておっしゃってた

買ってもらったあのコンビニのあたたかいチキンも
やたら美味しくて。
それはきっと、旅先で、みんなと一緒だからなのね。
やっぱ旅っていいものね。



今日はーたんは
中間試験。
学生っていいなー、毎日勉強ばかりできる。
それ以外の大したやることもない。と書いたら怒られるかな。
部活も忙しそうだけど、
自分のことばかりやっていられる。
いま、わたしが学生からやりなおせるなら
先生に質問ばかりして、とても困らせる生徒になると思う。
でも、ノート取ったり知っていくことをもっと、
とても楽しめる気がする。
知りたいことだらけ。歴史と地理、地質。
いや
暗記,暗記、で辛いんか。笑。だって、
英語の勉強も最後は
油が足りないのに無理やり走らされる車輪状態だった。

旅先では、いろんなことを知るのも楽しくて
わたしも勉強したい気持ちが途切れることない。
興味が尽きない。そのことが
楽しくて幸せ。



うちのすみれちゃん
わたしがトリミングしてる頃は野犬のようだったのに
こんなにかわいくなって

動物専門学校2年生の子がしてくれた。(カットモデル犬としてお願いしてるの)




買った時はフケだらけだったのに
いまは毛並みも艶々。

長女りーも27歳になったよ!
明日はうちでお誕生日会。あの日から,27年もたったんだ!

















博多→東京 ただいまあ

2020-11-10 20:42:14 | 山旅(国内)

5日間の自分の企画ツアーを終え
先程博多から羽田に着いた。いま、
電車の窓から流れるビルのライトのキラキラを見ながら

はあー、みんなありがとう

やはり。山が大好きだー

山だー

仲間ー

と、感動してる。


ツアー行程は自分の中ではとても大変難易度の高いものだったけど、
(山の後の電車やフェリーの時間など)
みなさんのあたたかいご協力に感謝。

いろいろバラバラな遠くの4つの山同士が
英彦山・雲仙普賢岳・天草次郎丸太郎丸嶽、宝満山
どこか、電車とフェリーとタクシーで
つながっていくような
不思議な魅力を感じる旅だとわたしは思ってるの。
その断片のそれぞれをいま、終わってこそ
思い出すし、思い出していく。

山歩き、最高じゃ。
お料理もおいしかった。
地元のガイドさんもとてもお話が面白かった。



それと、
いつもこの十年ご一緒だった方が80を越えられ
コロナのブランクの後
体力的にキツそうな感じだったのがとても
切なくてね。最後は一緒に登れなかったけど
年取ってもそれなりにゆっくりと楽しめるような旅
そんなのも考えようと 決意した。
なぜならわたしをずっとそばで応援してくれた方なので。
わたしもお返ししたいと思い。

それと、ほんと近くで
飲んだり、GPSしてくれたり、フォローしてくれたり、笑、添乗員が
誰なのかわからんノリを
平気で楽しくできる
あたたかいメンバーたちに感謝、

なんか泣けてくるわ。

そんな
思い出せば出すほど
じーんとする、
山歩きは大変だけど
いい旅だったの、わたし自身にとってもね。


わたしのペンタロースが今日
壊れてしまったのだけど
写真見返すのが楽しみー





信越トレイルのしっとり編 美しい写真

2020-11-05 18:50:54 | 山旅(国内)
どこにも行ってないときは
ペンタロースハム(pentaxK70)(なぜかこういうニックネーム)も使うことなくて
人物の写真はあまりうまく撮れないし
使いこなせてなかったけど
ツアーに持ってて、好きになってきた。このカメラ。

明日から九州のツアなんだけど
ご参加のお客さんが「ひとみが新しいレンズを買ったと聞いて
わたしも広角レンズ買いました。
ツアー中には星空の写真対決をしましょう。これは
果たし合い状です」って
その方のレンズは有名なメーカーのものではないけど
超スーパー広角。なんですって!

楽しみ。

うけてたつわ。笑
(どうせ教えていただくことになるけどね)

その方が日本酒を持ってきてくださるというので
わたしも賀茂鶴の秋の限定ひやおろしを持参することにした。
二号蔵の杜氏が特別のこの秋に作ったもの。

*

ツアー中はレンズを変えるのは大変なので
わたしの広角といっても14mm F2.8mm
はまだほとんど使ってない。しかも実際はこれには21mm画角に
なるんだよ、と教えられてもその意味もよくわかってない

*

信越トレイルの旅日記は渾身の32ページになった
いつも旅日記に出し尽くして
こっちに余力がなくなってしまう。笑

今日も忙しいのでざっと選んでご紹介させていただくね
信越トレイルの六日間は天気いいところから始まって
最後は雨も降ったけど、どちらも美しかった。
しかも雨のちょっと上がったところで虹が何度も見られたり
ブナの幹から白い湯気みたいなのがたってるところはとっても感動した。
生きてるんだ~って思って。




天気いいところと雨のしっとり濡れたときの
両方いいけど
雨のほうが綺麗かもって思った。
日本の森はなんてしっとりと豊かなのだろうと感動した。










池とか沼とか湿地はどれも美しかったけど、
一番気にいったところのひとつは熊の巣池っていうところで(上の写真と別のところ)
ブナの原生林の中に、木々の隙間から静かな湖面が見えてて、コウホネの葉が浮かんだ美しいところだった。

どうなっとるかわからんじゃろ?この写真。でも
このままなの。不思議な絵のような場所だったわ。

今でも足元の柔らかい感触も鮮明。




季節外れのイワウチワ


イワカガミも1輪見つけた。

仲良しの










もう目がチカチカするくらい美しいわっ。



途中では戸狩温泉の中にあるあじさい寺で
この信越トレイル作りに尽力された加藤則芳さんのお墓参りもした。


彼のお墓は大きなブナの木の下だった。
そしてこのお寺も歴史がある美しいところだった。
住職さんが出てきてくださって、いろいろとお話も伺えて
心に残った。



ホツツジが燃えてる





まだまだまだまだ
書きたいことはあるけど。このへんで。

明日は朝の飛行機で北九州に飛びます♪

ご参加のみなさんにお会いするのが超楽しみ~













信越トレイル一日目の写真

2020-11-03 20:05:20 | 山旅(国内)


信越トレイル(30日に帰ってきて)の美しい写真に浸る間もなく
次の自分の九州のツアー(6日から)の準備手配で超忙しくしてた。

旅日記をその合間に作りつつ
まだ足がブナのふかふかの記憶から離れようとしない・・

まだ旅日記は一日目もできてないんだけど
写真、わたしのペンタロースハム(k70)のね。

わりと広角と思わない?写真
斑尾山麓のスキー場から


お天気は晴れ&曇り
新潟県の火力発電所と日本海方面


このトレイルの象徴はブナ




大明神岳からの野尻湖や北信五岳、北アルプスの眺め


おまけの虹 今回ツアー何度か現れた♡














ツアー終わって数日たっても
足元のフカフカの感触が鮮やかに残ってるの。


それとまぶしくなる色ね


歴史・地質・文化など交えながら
この関田山脈歩きはとても深いもの。
料理もおいしくて。

旅日記作りがんばろ

続きも待っていてね。