やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

蒜山三座縦走

2021-05-27 10:56:35 | 山旅(国内)
2021年5月19日

まずは、蒜山(ひるぜん)縦走(岡山県北部)
下蒜山→中蒜山→上蒜山1202m
の三座縦走!

登山口で!!!!!!
うちのグループメンバーでないところから
「うえやまさん!」て声かけられたの。
なんと、数年前のキリマンジャロにご一緒した男子!!
とそのかわいい彼女!!キリマンジャロ登頂後もグループラインで
みんな交流続いていて。
兵庫県在住の彼にまさかこんなところで再会なんて!
山の世界は小さいな。

その時ちょうど、ガイドさんも、広島の会社の良く知ってる人の
名前を出したりして、ありゃまあ懐かしい狭い世界、と話していたところだったの。



登山開始の時こそガスで真っ白だったけど
後半は素晴らしい晴天。



急坂が繰り返される。


オオナルコユリ
 


イワカガミ


クルマバソウ


目指す下蒜山


トキワイカリソウ


カタクリ


チゴユリ


ユキザサ


蒜山高原 岡山方面


オオミズアオ


ダイセンキスミレ 固有種




レンゲツツジと蒜山高原






大山方向

蒜山の方は1000000年前、笑、→読める?
大山の方は35万年前くらいの噴火でできた地形みたい。新しく噴火した方が当然大きく
とんがってる。
そして年月を経て削られていく。
溶岩が流れ出した、とか、隆起した、とか。
そんな当たり前のことを、いまは、しみじみと、思うようになった。
(昔は考えていなかった)

大山


下山後、明日登るという大山を西側から見たところ。
この方向、伯耆大山という。
みる角度で全然違う大山。


その反対側は日本海
弓ヶ浜と中海 日が沈むのが黄金で美しい



もっと写真あるのだけど、また追加していくね。内容も。
(いま、仕事でホテル連泊 山頂の写真とかアップロードしてなかった)
(ホテルにもヨガマット持ってきてて、仕事以外の時は、ヨガと、英語とスペイン語勉強モード)の日々になる。
(ヨガは、アプリのNEOUなんだけど、めちゃいい先生に出会ってね)
(この先生はフィジカルだけでなくメンタルもリセットさせてくれる)
(ツアーの時にはヨガも勉強もお休み。全くできない)


そして、大山につづく。石見銀山も早く書きたいな。
相変わらず、バタバタ。








つかの間の解放感

2021-05-24 21:50:24 | おもう。
ツアーから帰ってきてからも
旅日記作りに没頭していた週末。
・・終わってしまうと案の定、燃え尽きて
もう一度振り返る余力がない。

前しか見れない。

今、
次回からこそ、もっと簡単に旅日記を作れるように
ひな形案とかをノートパソコンで模索していたけど
(今、おうちのバーカウンターで)
(ワイングラス片手に)
でも
毎回の旅を「ひな形」などにあてはめられるわけ、なかろ?

盛りだくさんの素晴らしいところを
みなさんにもお伝えしたいわ~

体がなんかヘルシーなオーガニックを求めていて(笑)
オーガニックで酸化防止剤無添加の山梨のワインを
珍しく、購入。
飲んでたみけど、やっばり!!
ただのぶどうジュース?
いけんわあ。これ。だめだわ。

これを飲みながらトンカツとか揚げるから

ヘルシーじゃないし。

だらだらと時間を気にしない、このときは
解放感。特にツアーのあとは。
わたしはオンとオフの切り替えがとても得意。
この、初夏の気持ちいい風を
開けた窓から感じながら。

*

土曜日の夜、ごはんのあと、家族でそれぞれ、
絵を描いて披露しあって、爆笑モードにいたとき、外から
爆発音が聞こえたの。

ドーン

しばらくして

また、

ドーン

10回くらい聞こえたとき

「え?花火?」

って、

はーたんと、わたしはすみれを抱っこして
三人で
わたしはエプロンのまま
土手にダッシュっ。

花火の感覚がだんだん短くなっていき
たくさんの人たちが土手に向かっていた。私たち三人は
その間を走って抜いていった。(すみれは抱っこしたまま)

サプライズ花火じゃ。



階段をはあはあ言いながら上がり。



すーさんを抱っこしながら
土手の向こうに上がる花火を見た。

ドーンドドドンって
すでに激しく連打して上がっていた。
その音は
くすぶっているものを打ち破る力強さ。

それはとても懐かしくて
胸が熱くなる気持ちだった。
まさに「がんばろう」
の花火だった。



爆音とともに次々と
打ちあがって消えていく火のつぶ。

力強く連続して
パチパチと消えていった。




すぐに終わった。

終わったあと、自然に回りの人々から
拍手が起こった。

みんな同じ気持

て感じだったね。





信仰・歴史・神話、そして特別な中国山地の山

2021-05-22 14:33:49 | 山旅(国内)
4日間の山陰の旅が終わった。ご参加のみなさん
「すべてが良かった」と言ってくださった。わたしもです。

今回は三徳山投入堂から大山、蒜山、石見銀山に温泉津温泉、出雲大社。
優秀なガイドさんたちによって知識も深まり、
そして私にとっては大好きで懐かしい中国地方の山々。


いろんなことを
思い出し、懐かしみ、昔と今の感覚の違いとか
じっくり感じたりして、生きててよかった、って思った
やはり、いろんな経験をすること、知っていくこと、
何一つ、無駄はない。生きていれば。

蒜山にて
(はあ、懐かしい!この先の向こうは広島の山々だ~なんて言うと、ガイドさんが
ちょっと遠いけどそうだね、と笑うのだった)

特に今回は、梅雨の中、雨は降ったり曇っていたにも関わらず
神がかっているかのように、見るべき時、タイミングで
最高の景色が見られて、みなさんも「お天気に恵まれた」と言われていた。
雨が降ったのは少しだけ、下山のときとか、
大山では景色を満喫したあととか、移動中とか。


ちょっと涙ぐみたくなったような感じとか。

今回初めて「仕事で」出雲大社に行ったけど、こんなに深いところとは
知らなかった。
10代の頃から何度も行ってわたしの(恋の)縁を(都度、笑)結んでくれ、思い出深い、出雲大社。
私の中では百発百中の縁結びの神様という強いものを感じていたの。笑
仕事で久しぶりに行くので、古事記の神話の物語も読んでから行った。大国主命や
ざわざわするような彼の周辺の人間くさいような神話・・・面白すぎる。(それが出雲大社の神様)
ガイドさんが「出雲さんは縁を結ぶ」
のその言葉の、本当の意味を心から実感したの。

私にとって、年月を経て、こうして東京(関東)のお客さんたちと
出雲大社にお参りできたこと。(それがこの旅の締めくくりだった)


それこそが、最大の縁結びではないかと。

石見銀山も昔、世界遺産に登録されて直後に行ったけど
こんなにすごいところとは。

ガイドさんのいう「日本のマチュピチュ」はこっちじゃな。

知識は大事。深まり方が違う・・・

そうゆの、
書いていくね。(でもこのあとすぐに旅日記にとりかかるので
旅日記を作り終わると力尽きてしまいブログが手抜きになる傾向にある)

まずは三徳山(鳥取県)
日本一危険な国宝と言われている投入堂へ。

*

綾小路きみまろさんみたいなしゃべりの
楽しくて、信仰の知識も豊富なガイドさん。
と、頼もしい山岳ガイドさんたちがついてくれた。(大山プロガイド協会の方々です)




三徳山は山全体が聖域。この川は三途の川で
渡るとあの世。(あの世側から俗世を見てる図)


706年に開山され、山伏たちが厳しい修行で歩いた
修験の道。ガイドさんに習い、わたしたちも白い輪袈裟をかけ、
「さーんげ さんげ ろっこんしょうじょう」と大きな声で唱えながら歩いてみた。(懺悔 懺悔 六根清浄)



ずっと声を出しながら行くのはしんどくなるので
私たちは一部でやめたけど、当時は最初から最後まで唱えてたのだって。
「どっこいしょ」が「ろっこんしょうじょう」から来たという説に賛同。
段差を登りながら、「ろっこんしょーい」になる。


おひさしぶりの、えんのおづぬ



霧雨で濡れた垂直近い岩場や、木の根っこ、
大変だった。



ここは雨だと入山禁止。あと、お一人入山も禁止。
この日はガイドさんが住職さんにお願いしてくださり、3人のガイドさんも
ついていたので入れました




落ちたら最後 文殊堂より






この岩こそがご神体


岩の上に置いているだけ・・・・

この建築技術よ

修験者たちの足跡


初めて私も鐘をついた。

合掌 鐘ひとつき 合掌
うまくいい音で余韻をもちながら響いていたよ・・・

この重さ2トンの鐘をどうやってここまで運んできたのかも謎。





そして国宝の投入堂


ガイドさんが「まずは写真を撮らずに見て」
「感じて」
「周りの自然との調和を感じて」
とおっしゃって、静かにわたしたちは眺めることができた。



このときのこの空気感を
ぜひ。


何度見ても、不思議。
「よくまあ、こんなところに」と。
(平安時代後期(1086~1184)建立)


崖だし、下には谷が続いている。

神聖。そんな言葉がふさわしい。



わたしは、このとき、
日本の文化はこのあたり(山陰)から発展したのだろうと確信した。
中国から文化が渡ってきて、
それは宗教であったり、建築であったり。

なんだろ、人間の歴史、熱意。そういうものに
わたしの心が熱くなったわ。



山陰ツアに行ってきます

2021-05-18 08:40:18 | 山旅(国内)
おはようございます、
羽田空港にいます。
山陰ツアに行ってきます!


ワクワクワすぎ?ドキドキすぎ?
全然寝れなかった。

こんなこともたまにあるので
慣れている。考えないようにしても
ツアのこと、世の中のこと考えてしまって
なんかどうやっても眠れなかった。
けど、朝方は少し寝てて起きるの辛かった。笑

起きて、はあたんのもう少しで体育祭(保護者は観覧できない)
の話をして家事をして慌ただしく出てきた。
はあたん、ほんとにしっかり自分のこと全部やってくれて
助かる。成長したな。



ホームのように懐かしい中国地方。
大山、蒜山に、三徳山、出雲大社。

2週間前の佐渡の金山に続いて
石見銀山。
江戸時代、日本は資源豊かだったのね。

石見と佐渡も繋がりがあるとも言われている。

お客様に会うのも楽しみ。

行ってきます。


梅雨入り!?


どんと来いっ。






佐渡 金北山の花

2021-05-11 09:47:36 | 山旅(国内)
ゴールデンウィークの金北山で見た花の中で
おっ!と思ったのはヤマトグサ

雑草と思いそうだけど、
牧野富太郎先生が見つけた日本固有種。


何回撮っても何回見つけても
ピントが合わせられなかった
これは、iPhoneで撮ったけどまだ花が開いてない

下におしべがチラチラ揺れるのがかわいいの


薄い色と濃い色のイワカガミ



ヒトリシズカ



ヤマハコベ


アラゲヒョウタンボク

ニリンソウ







ズダヤクシュ

シラネアオイ



あと25種類は見た。
今電車で、時間なくてこれだけしか。
オオミスミソウもかわいかった、キクザキイチゲも、
カタクリも大量のフキノトウも。

旅日記にはたくさんのお花を載せることができた
かな30種近く。



花だけでない、佐渡島は、日本の防衛上の大切な場所であると
実感した。山の上の自衛隊施設や近代的なレーダー。(星空観察レーダーではないよ)
あと、佐渡金山の世界文化遺産候補、
トキとの共生。他にも、日本列島と島の成り立ち、
漁業、農業の暮らし、
あと、北朝鮮拉致問題など。

ガイドさんが
佐渡は空と海と空間(平野)のバランスがいいところです
て、言われてた。

本当にそう思った。













母の日

2021-05-10 12:57:28 | おもう。
母の日の数日前
うちの長女りー「パパちゃんに父の日のプレゼント送ったよ❤️」
わたし「ありがとうでも、明後日は母の日だよ」
りー「えっ!。。。はーたんが父の日って言ってたような」
はーたん「あたしは言ってないよ母の日って言った」
相変わらずかわいいりー。
そうして、パパちゃんのぶんもママちゃんのものになり、笑
さらに、香水も送ってくれたんだって❤️嬉しすぎる
幸せすぎる!
お姉ちゃんは妹思いだし、妹にとっても自慢のお姉ちゃん。



で、夜にテーブルの上になぜかペンが立てて置いてあり、
ママLook!て書いてあった。

みんな寝た後で
わたしはキッチンとか片付けた後寝ようと思ってたところ。
なんじやこれ、ペンが立ててある、
ペンを見てってことかと思った。
わざわざ立てたのかな?なんかのアート?
面白いって思って写メ撮ってはーたんに送ってたの。

そしたら今朝、はーたんが、それは手紙だよって
(目立つようにペンを立てておいたらしい)

ママのおかげで元気に育ってます
て書いてくれてて、これまたわたしは嬉しかった!


二人の娘よー!元気にやさしい子に育ってくれてありがとう!


わたしは広島にはお取り寄せの大阪の老舗の和菓子、
鹿児島には北海道のアイスクリームと、それぞれ
好きなものを送ったよ!






佐渡島 猛風とたくさんのお花たちとトキ

2021-05-06 14:21:33 | 山旅(国内)

昨日佐渡島から帰ってきた。
標高890メートルのドンデン山荘から
大佐渡山脈最高峰、金北山を縦走し、
翌日はアオネバ渓谷からドンデン山荘という計画だった。
佐渡金山や佐渡島の北の端、大野亀、南の宿根木に
たらい船、トキの森公園も、の欲張りツアー


このゴールデンウィーク中は天気の荒れたところが
多かったみたい。
でも、留守中のはーたんからは、穏やかな友達たちとの写真が!↓東京




連日、友達とテニスをしたり、買い物をしたり
最終日はおねえね(長女りー)に買い物でたくさん服を買ってもらい
美容院にも連れてってもらい、満喫したみたい

緊急事態宣言で学生たちの部活が制限されているのに
オリンピックは開催なんて、ちょっと納得できない!




新潟港から佐渡への、出発の5月2日はジェットフォイルが欠航

ので、
カーフェリーで向かった。

フェリーはめちゃ揺れたし、ゴンっ、どすんっ
と波にぶつかりながらって感じだった。

初日のドンデン山荘も白いガスの中。寒かったし!

そして!!!翌日。(はーたんたち3人の写ってる同じ日)
大佐渡山脈の、
稜線に出た時の猛烈な風はお客さんたちにとっても
忘れ難いものだったと思う。

これは序の口の場面で
このあとは、全員四つん這いで動けなくなったの。

打ち付けてくる猛烈な風の中、誰も起き上がることは出来なかった。

で、引き返したの!這いつくばりながら。
そのおかげで、全員、生きて帰ってきたわ。

樹林に入ると上の方を
ゴーって風が吹いてるのが聞こえるけど
嘘のように穏やか。

翌日は無事に山頂へ!

遠く北アルプスや、朝日、飯豊連山も見えていたし
この景色はその昔の大昔、佐渡島は二つの島であったことがよくわかる。
絶景

ガイドさんが撮ってくださった!





それと、もちろん!絶え間なく楽しませてくれたお花は
ざっと30種類以上。またご紹介するね。
ペンタロースで撮ったのはピンボケも多かった。

あと、トキがかわいかった!
羽を広げて飛び立つ野生のも見れた。


写真は全てiPhone

いろんな佐渡の文化や歴史にも触れた深い旅だったよ。
佐渡金山での、江戸時代の労働者のこととかもめちゃ思ってしまった。大変だったろうなと。

ご参加のお客さんたちと、優秀で佐渡愛の深いガイドさんに感謝。

つづく