やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

雲仙普賢岳

2020-11-17 14:42:00 | 山旅(国内)
ちょうど今日は11/17。雲仙普賢岳が30年前に噴火した日なのだと
ニュースでやってる。わたしたちは九州の旅で、
三日目に訪れ登ってきた(11/8日曜日)


その1990年11月17日の噴火は198年ぶり。

平成新山という新しい山ができた。(後ろの煙出てるところね)
手前の普賢岳の山頂まで行って間近にみてきた。
この白い煙は
硫黄とかでなくて、地下熱で雨水が蒸気として出ているもの。


山ができるのは数万年、数千万年単位だと考えると
めっちゃ秒しかたってない新しすぎる山ってことになる。

わたし、今は、地球内部のマグマがどんなふうに吹き上げてくるとか
想像するの好きなの。笑
なので、ガイドさんがいう、
この手前と後ろの山の形が似てるのは面白いと思わない?
にとても面白いと思うの。同じように突き上げられて盛り上がりができる。

紅葉もとても綺麗で




特にコマユミの木がかわいかった。
葉の表がピンクで裏が白に染まってるの。





でも、あとから写真見たらどの木が
コマユミで、どれがマユミかわからんかった




これはマユミの花ね








下のほうはミヤマキリシマが間違えてたくさん咲いていた


間違った時期に咲くのを不時開花というのだって。










道は急なところもあるけど
普通に山歩きするならとっても楽勝の楽しい気持ちのよいところ。

もちろんもっと急斜面もあるよ




弘法大師様


唯一自分が写ってる写真はこちら

広島人二人(やっぱりカープじゃけん♪)

有明海や天草や東シナ海の展望もよかった





1100mの仁田峠から振り返り見た平成新山 ストロンボリ島のシァーラ・デル・フォッコみたい


2019年5月 そのほんもののシァーラデルフォーッコ(なんて日本語で書くか忘れたの。笑)ストロンボリ火山




下山後、この雲仙普賢岳のある島原半島の南側の
口之津港(長崎)からフエリーで熊本県天草の鬼池港に渡ったの。


振り返って雲仙普賢岳や談合島を見て
当然、島原の乱や天草四郎の話に。




くぅぅぅっ。歴史も切なく悲しく面白いドラマ。
天草、もっともっとゆっくり見てみたい。迫害、弾圧は厳しいけど
もし、鎖国にならなかったら
日本文化はどうなってたのじゃろうか。
今の日本人の9割がキリスト教信者とか
そういうふうになっていたかもね。日本の国語はスペイン語か英語で。

これまでもヨーロッパや中南米で、キリスト教が
ひろまった歴史を見てきた。

なんだかなあ。


旅、やはり、楽しい。

次の日もね、雲仙普賢岳は天草の山に登りながら見えたし、移動の時もしばらく見えてて
思い出の山のひとつになった。

*

夜の料理、最高だった。ここの料理と宿もわたしが選んだ。
また行きたいなあ。

イセエビとか


活きクルマエビとか 動いてた


お母さんが生きてるのを殻むいてくれるの

お客さん差し入れの




それからそのあと、ホテル前の砂浜で星撮影をしてみたけど明るすぎて
うまく撮れなかった。(お客さんと対決。旅日記には両方だしてる。笑)夢中になりすぎて時間忘れたわ。飲んでるのにね。笑

流れ星かな








雲仙普賢岳は天草の山からも見えて
ほんとは最終日に登った大宰府の宝満山からも天気が良ければ見えるはずだったの。

それからガイドさんが、また100年とはいわず
たぶんもっと早くに噴火が起こるだろうと。
地下にはマグマだまりというのがあって、…想像すると怖いね。
ぐつぐついってるんだよ、その地下で。噴火の時を待ちながら。
地球はすごいわ。