やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

高尾山へ☆山デビュー はあたんのお友達4人で。

2014-04-14 11:44:01 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記


2014年4月14日(日)

私にとって高尾山は2度目。東京といえば高尾山でしょ~って思ってて。
1度目にいったときは、午後遅くから高尾山口駅から歩いて登り、真っ暗な
小仏のほうに縦走しました。1号路の薬王院を歩き、観光地みたいな山頂に
びっくりした高尾山でしたが、
その後東京でいろんな方に出会い、高尾山は自然豊かで奥深いというお話しを聞いていて
また行きたいなと思っていた山でした。

*


2度目は、
はあたんの保育園のときのクラスメートのお友達たちと。

はあたん、あいちゃんと、山デビューの
りんちゃん&りんちゃんのママと、はる君です。子供たちは全員6才!



高尾山の麓の駅にはまだ桜が咲いていました。9:30頃

山中ではいろんな大人の登山者の方たちに声をかけていただいたり、
お友達それぞれのいい個性が出てて、わたしも楽しい1日でした。
りんちゃんママも登山は初めてで、富士山に登るのが夢なんですって!
一緒に行こう~!富士山。


高尾山口駅に到着し、ケーブルで途中まで登ります♪9:50~

高尾山のケーブルは斜度が31度あり、その勾配が日本一なんだとか・・・

子供たちって乗り物も喜びますよね!


僕、窓側に座りたいの・・・・と、窓の外を見つめていたハル君。


高尾山が初めてなら、薬王院の表参道を通ったほうがいいかなとも思ったけど、
静かに自然の中を子供たちに歩かせたかったから、今回は3号路を行ってみました。





舗装された道で、たこ杉やおみやげ屋の前を通り、
山門の前に。



高尾山は744年の奈良時代に、東国鎮護のために開山され、この山そのものが、
霊山なんですよね。当時は西は奈良の大仏などが作られ、こちらは東の守りって感じでしょうか。

ここから本殿のほう(1号路)へは行かずに、3号路の登山道に入りました。10:15~



急に静かになりました。ウグイスとか鳴いていたし、
花も見ました。

カタバミ


スミレも何種類かあったけど、タカオスミレはなかったよ。




ケーナを吹いていたおじさんに聞き入っている。

高尾山にアンデスっぽい音色が響いてすてきでした。

このおじさんには「子供たちに、山は不便だけど、たくましく育つことを教えてやってくれ」
というようなことを言われました♪

ありがとうございます!


ウンチ発見。


ワスレナグサ発見。




動物の穴とかも発見。

イノシシや熊が出てくるのではと、ビビっていたりんちゃんでしたが、
わたしたちがおしゃべりしていると動物のほうが怖がって近づいてこないんだよ
って教えると、「ずっとしゃべっとこうよ~」って。笑。

こんな看板があちこちに立っていて、

子供たちも次々と木を発見!

ヤブツバキ








子供たちには、服を三層にしてくるようにお願いしていました。笑
半袖シャツ、長そでシャツ、上着と。

しっかり『衣服調整』して山を走り回っていた子供たち。





山頂には11:40頃到着。めっちゃめっちゃすごい人混みです。



2時間近く、わたしたちものんびりお弁当を食べ、
子供たちは木に登ったり、





おサルさんのように遊んで、

大好きなソフトクリームも食べたりしました。


再び、山歩きへ。13:30~


このおじさんには「ヤッホー」て叫んでごらん?て言われ、

何度も「ヤッホーーーーー」って叫んでみました。


すると、誰かが遠くで「ヤッホー」って返してくれてニッコリ。笑

おじさんありがとう。笑

下りは6号路。










このとき先頭だったハル君は、「僕ねお手本が前にいないのにがんばったんだよ」

って言ってました。笑。

水がチョロチョロ流れ出ているところを見て(源流ぽいとこ)この水の流れが
下っていくにつれて
だんだん大きくなっていくことにも気づいた子供たち。すごい!

この沢はやがて川になり、多摩川に合流して東京湾へと続いています。

登山道わきを歩いてみます。


りんちゃんは街では、歩くことが嫌いらしくて
ずいぶん最近までベビーカーに乗っていたとか

背も高くてお姉さんらしいんだけど、
山では忍者みたいに身軽で初めてとは思えないタフさでした。
登りでも休もうとせず、「早くいこう~っ」て。
ママもびっくりの発見でした!

将来が楽しみです。

そして、この日、ずっとリーダーっぽく元気で前を歩いてたあいちゃんが
この水辺で尻もちをついたのね。お尻も靴も濡れてしまって泣いてしまったの。
濡れた足は気持ち悪いし。
あいちゃんは登山が2回目とは思えないくらい元気で、ベテランみたいだったの。笑。
そしてみんなにも教えてくれたり、気遣っていてくたれのに・・・。

少し元気を失いかけたんだけど、ハル君が手をつないでなにやら励ましていたみたい。笑


あいちゃんが振り返り、「あたし、もう元気だよ」ってニコっ。

ハル君は、「僕が元気づけてあげたんだよ」ってニコ。笑

お友達、いいね。





イチリンソウの群落。


ユリワサビ




ビワ滝に到着。14:50。


ここには社殿もあり、水行(滝に打たれて修行)する場所になっているようです。



それぞれ、お賽銭を入れ、お願いごと・・・
 

 


ここに貼ってあった、この言葉にはあたんママ(わたし)も共感。

これ、最近、わたしは強くそう思ったところだったの爆。


岩屋大師のところではまた別のおじさんに、いろいろ教えてもらっていた子供たち。


そして、自分のお小遣いの100円を置いたハル君・・・・



おじさんも一緒に記念写真。笑。








今日もたくさんのものを発見。
いい1日でした。




さすがにお疲れ気味・・・?笑。

いいんだ、いいんだ~と思います。

子供は遊び疲れるくらい、遊ぶべきだと思う。

ケーブルの駅に帰ってきたのは15:30でした。


通り過ぎようとした私たちにハル君が「待って、電車の色が見たいの」って。
待ち構えていました。さすが男の子です。

保育園のクラスは16名中、男子はたったの3人だったの。
ハル君はやさしくてみんなにモテモテ。


そんなハル君、最後に少しうつむいてぽつんとこう言ったの。

「僕ね、あんなにおいしいお弁当を作ってくれたママにおみやげを買って帰りたいの」

って。

そして愛ちゃんも「あたしもパパとママにおみやげ買いたい」って。

高尾饅頭を2人はそれぞれ、家族分、購入していました。笑。


みんなやさしくて、元気で、未来が楽しみです!



りんちゃんにもハル君にもバイバイして、3人で駅から歩いて帰るとき、

将来カフェ屋さんになりたいあいちゃんがものすごい詳しい
そのカフェの構想について語ってくれ、

「はあたんママのためにビールをお店に置いとくね。ただであげる」

って。笑。

キュン。ありがとう~





『子供登山のすゝめ』 はあたんと親友デビュー編 桜の弘法山

2014-04-12 09:53:36 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記
2014年4月2日(水)


神奈川県秦野市の権現山~弘法山へ、桜登山に子供たちと行ってきました。

初めて登山のあいちゃんとママも一緒に。


小田急線秦野駅(95m)…権現山(244m)…弘法山(235m)…善波峠(195m)…吾妻山(140m)…鶴巻温泉駅(19m)

総歩行距離7キロを、6才の2人もがんばりました!




はあたんにとって、初めて親友と一緒に山を歩いたわけですが、
こんなにも子供はイキイキと、

そして走り、

そして笑い、

そして、足を置く場所を探し土の上を歩き、

五感フル活用って感じで

子供にとって、登山は感性を磨くことでもあると思いました


秦野駅に9時過ぎに到着。


水無川沿いを元気に歩きます。


最初に目指す浅間山~権現山。


10:40。登山口。


元気に早足でどんどん駆け上っていく2人。
(もちろん、あとのことは何も考えていません・・・)








桜の花が満開の浅間山のながらかな山頂。11:10。





さらに権現山へ。


権現山には展望台があり、その日は桜が満開でした。



展望台より。



これから進む弘法山も見える。


2人は何を見てたんだっけ。


歩いたあとのお弁当もきっと、いつもよりおいしいはず!


そばにいたオジサンたちとも仲良くなり、オニギリとかまでいただいていた2人!~12:10。



子供って、広くてながらかな道を見ると走りたくなるようです。
これは、これまで何度も思ったことです。






東京にいると、土の上を思いっきり走ることもないし、

土を手で触って遊ぶことさえありません。









何かを見つけたり、作り出そうとする心も自然に動き出すみたい。


弘法山の山頂。12:40。
弘法大師の木像が納められているという釈迦堂や、鐘楼、井戸などがあります。











さらに先に進む前にストレッチをする2人。笑








モミジイチゴ


ウグイスカグラ


どんぐりの芽、子供たちもかがみこんで見ていました。


最後の吾妻山。
出発から4時間半くらいたっています。~14:20。


がんばりました!すれ違う登山者の方々にも褒められていた2人でした。


足は小股で、段差の小さいところを選ぶんだよ、

というのをしっかり守って、先日、学校の帰りにもあいちゃんが

「山は小股で歩くんだよ」

と言っていたのがかわいかったです

あと、急な下り斜面でしたが、滑りながらも、

地面と足の裏を仲良くさせながら行くんだよ

というわたしの抽象的なアドバイスにも、不思議がらずに、
果敢に歩いていった2人でした。


ゴール。14:40。



山での感覚は自分にそのまま刷り込まれて記憶に残るのですよね・・・・

大変なことや、気持ちいいことや、風や植物の匂いや土の感触や・・・色が。


子供が思いっきり体を動かすこと、そういう環境さえ、
普段は作りにくい東京生活。

あいちゃんのママもとっても喜んでくれましたありがとう~。



そんな2人も、同じ小学校へ。4月7日に入学式を一緒に迎えました!





そんなこんなで、明日もお友達たちとそのパパ・ママたちと
山に行く予定です。

それに、まいたびでも「こども登山部」?ができたらいいなあって思ってます