やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

親友が本を出した

2018-12-05 18:03:07 | 愛しのバカコちゃん


今日、ポストに親友のバカコちゃんから
本が届いていた。

封筒みて、あ、ばかこからだ
と思って、玄関で靴履いたまま、あけた。
それは、親友のバカコちゃんが
出版した本だった。

「愛舞田 薔花子」って
書いてあるの~
ちなみに「らぶた ばかこ」って読みます。

ばかこについてはいつも
わたしも熱く語りたい想いでいっぱいなんだけど
彼女はついに、自分で本にしちゃったんだ。

バカコちゃんのプロフィール


彼女は重度の脳性麻痺の障がい者で
電動車いすで生活してて、動かせるのは片足だけ。
コップを自分でもつこともできない。
そんなバカコと
出会って何年だろ、たぶん20年近いかも。
バカコが教えてくれたのは、それは・・・。

わたしは車いすで生活している友達がいなかったので
その生活とかなにも知らなかったということで、
一人暮らししてスイミングとかジムのチャリこぎをして
スポーツもしてたバカコちゃんを
ふつうと思っていた。

だけど、一緒に町を歩いてみると、それは
ふつうではないことがわかってきた。
まず一人暮らしをすることの社会の障害というのかな。
そもそも、口もきけなくてものごとすべて
人の手を借りて生活するひとの一人暮らしって
どんなものか、知ってる大人も少ない社会。
家族が世話をするものじゃないの?とか。
段差だらけの道や駅。車いすはまっすぐ進むことが困難で
急いでどこかに行くことは難しいわ、
電車にのるのに事前に駅員さんにお願いしたり、地下を通ったり、
入れる店も少ないわ、狭いわ、トイレも入れないわ、・・・
誰も彼女の目を見て話しかけてこないこと。話すときは
一緒に立ってるわたしに話しかけてくること。
赤ちゃんに対するみたいなしゃべり方でしゃべってくるひともいた。
障害なのは彼女ではなく、
この生きる世界のことなんだと。
なんて難しい社会なんだと
彼女が教えてくれたと思う。

そもそも、わたしも子供のとき、障がいの子は違うクラスにまとめてあって
小学校のときはふつうに接することがなかった。記憶にない。

ばかこのように一人暮らしをしたり、スポーツをしたり
そういうのはちょつと普通とは違うって
わかってきた。
ばかこと出会ってから、もっとふつうに
特別じゃないふうになればいいなあって、

そもそも障害って言うなよ、ちょっと
変わってることをいちいち特別扱いしなきゃいけない
社会とか人の目とかそういうのにちょっと怒りを感じた。
手が必要ならふつうに手を差し伸べるだけみたいな
そんなふうにはできないかな、とか
特別なクラスとかいるのかなあとか。
(はーたんの今の学校にはそういうクラスはないと思う)
現実的に難しいことがたくさんあけど、
ばかこはそういうのに立ち向かって生きてる風だった。
それが、ふつうと違うといえばちがうのかな。

一番、考えさせられたのは自立についてなんだけど
超長くなるから、また書くね、いつか。

この本はこの帯が語るように、

励ましてくれるメッセージになってる。

「体に重いハンディがあって他人に手を借りて生活しなきゃいけない」
それでも、恋やセックスや、夢や仕事や、
ふつうにあるし、思うわけ。てことをばかこちゃんは赤裸々に書いてる。



わたしは、本を手にとって
靴はいたまま、玄関先で涙ぽろんとでた、それは、
ふっと、ふつうに親友として、
ひとりの女子として、(年齢はふたりとも40越えてるけど)
なんか失恋やひとを愛している感覚や、
友達のこと、まわりのこと、目標のこと、
乗り越えたいこと、そういうのが
同じだなあって思って、安心ていうか、共感かな、
なかなか会えなくても
共有している気持ちを感じて。
なんじゃばかこもがんばっとるわー、あたしもがんばろー
って感じ。一緒なの。感覚は。生きて
大変なことがあっても、明るく乗り越えていきたいことも。

そして、広島から横浜に引っ越してきても
やっぱりおとなしくしてるわけがないバカコを
いとおしく、尊敬もかんじる。

ばかこのブログより本の紹介
こちら→クリック

来週の12/10月曜日からネットで買えるみたい。

それからやはり、
体の障がいだけでない、精神的なこと、性のこと、同性愛とか
なんだろ
容姿、たとえばあざやなんだろ、外には
出づらいよなこともあったりするとおもうの、
いろいろとそういう壁みたいなのが
なくて、『普通』に驚かない、そんな世界になればいいと
思う。
そのために世界を変えていって、発信していくひとたちがいるんだなあて
おもう。



わたしはちょっと今時間がなくて、まとめきれないし

ばかこちゃんと書いたり、バカコとかいろいろな表記してるけど
なおさずにupします

またあとでなおすかも。

(ならupするの待てば?て思うけど)

熱い気持ちのうちに。