tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

いよいよ自転車の駐車料金まで取り出したか

2005年05月24日 18時47分56秒 | Weblog
郊外型のショッピングセンターが大量に出店している。この傾向は90年代の前半から見られたことだ。郊外にセンターを設置するのは、広い面積を取れることと、車社会になっていることが追い風になったからだ。バブルがはじけ、土地の値段が下がったとはいえ、市街地の値段は高いし、市街地に土地が出来たのも、80年代に大掛かりな地上げが行われたから。どんな時代になっても、駅前の「元町」や「本町」と呼ばれるその地区でもっとも早くから開けた地域は、なかなか広い空き地が出来ないのが普通だ。

予備校時代の友人は、やはり「本町」とつく番地に住んでいて、祖父の代で電鉄会社に線路用の土地を提供し、その会社の株を持っていた。そのおかげで、どこまで乗ってもタダという誰もがうらやむ定期券を持っていた。

とはいっても、市街地に住んでいるから、生活がしやすいかというとそうでもないみたい。第一に毎年払う固定資産税が高い。隣近所はビルが建ち始める。日照権やプライバシーの問題も出る。決して治安もよくはないということもあるみたいだ。町の商店街も最近はすっかりシャッターを下ろしているところが多い。よほど活気のある「本町」「元町」でもない限り、駅前でもさびしい光景がひろがる。

実は、奈良の大和郡山がそんな町だ。ある寿司屋の主人が、
「郡山?、もう死んだ町だね」といっていた。
その寿司屋ももうない。町の中にジャスコがあったが、こちらも閉店し2ヶ月くらいですっかり整地されてしまった。ジャスコが閉店して、近くにあった西友へ客が流れるかと思ったが、この23日から、自転車置き場へ置く自転車にも駐車料金をかける始末。もちろん、西友で買い物したというレシートがあれば、2時間までタダ。それ以降は100円ずつ加算されていくというもの。まるで車みたいだ。別段、置くなといわれれば、しょっちゅう買い物にきているわけでもないから、困るものでもない。しかし、なんかもうここで商売しているのも嫌だという感じにもなっている。実際、近くの郊外型スーパーの方が広くて品揃えもいい。

しかし、ショッピングセンターが自転車の駐車料金まで取るのはビックリした。

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