tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

エアーガンのパワーについて

2005年09月29日 22時50分24秒 | エアーガン/実銃
和歌山で発砲事件がおきている。
大阪でも関係ない人に、乱射する事件がおきている。

和歌山の事件の報道では、どうやらエアーガン強化改造したものが使われているらしい。しかし、これが事実ならば、モデルガンの違法改造という、銃器不法所持以外で起こった犯罪としては、きわめて稀な事件である。

と言うのも、走っている車から撃って、ガラスを割るほどの威力は、望んでも実現しにくい域に達しているのだ。
確かに、車のガラスを割るくらい強化したものがあるにはあるが、大体、そういうものは、ターゲットを固定し、至近距離から狙って撃つパターンが多い。

ここ数年、エアーガンを使っている人々の間では、エアーガンのパワーアップや命中精度の追及において、空気抵抗という関数がよくクローズアップされている。
弾丸である6ミリのBB弾を使うのだが、室内で撃つ場合、規制範囲内のパワーでも危険を伴うことが多く、その対策として、銃口に部品を取り付け、一時的に銃口を閉鎖し、銃身内を移動する弾の前方の空気抵抗を大きくし、パワーを下げる商品がある。

また、パワーを上げるとかえって空気抵抗が大きくなり、命中精度が落ちるのだ。
そのため、重量級のBB弾を使うが、こうすると逆に、スピードが落ちるのである。そのほか、パワーソースにフロンガスを使うことが多いのだが、炭酸ガスを使うと、パワーが上がる。しかし、これには免許が必要なはずである。

確かに、エアーガン用に「グリーンガス」という炭酸ガスを用いて、撃つケースもあるが、これには専用のレギュレターが必要である。とあるエアーガンショップで見たことがあるが、そのままエアーガン本体にチャージすることもできた。かなり威力があった。でも、使ってみたいと思わないし、以降そのエアーガンショップからは足が遠のいた。

基本的に、国内で売られているものは、違法改造しても、車のガラスを破るレベルにはならない。ごくごく少数を除いてはだが。

しかし、最近、台湾あたりから根本的に非常にパワーの強いものが個人輸入で持ち込まれ、オークションで売買されている。結構リアルなのだが、専用のガスを使うため、パワーソースの入手に手間取るものらしい。

いろいろ事件が多く、結局外へ持ち出して撃つことは、当分出来なくなった。

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