tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

サービスらしきものが存在しない「公共交通機関のサービス」

2005年12月02日 23時09分19秒 | Weblog
小学生の頃は、自宅の近くのバス停からバスに乗り(変な表現だ)駅まで出て電車に乗って塾に通うという生活をしていた時期があった。しかし、この方法で出ると、電車の時間以上にバスの時間に拘束を受けることになる。仮に駅まで自転車で10分くらいの距離でも、バスに乗ると20分多めにかかるという具合になってくる。特に奈良は狭い道が多いから、混みだしたら動かないこともある。

だから、中学に入ると、時々自転車で駅まで出かけることにした。これによって、バスに乗るという行動がなくなっていく。だから今回の話は電車中心。

最近、こうした公共交通機関を「仕方なく乗っている」という印象を持っている。
帰りも、駅を出ると「携帯をかけるな」「マナーを守れ」「危険物を持ち込むな」
「体の不自由な人に代われ」「痴漢防止」とかのアナウンスをやたら多く行う。言っている車掌もやる気なさそうな声だ。つくづく社会が「学校化」されているのだと思うと、うんざりする。

最近、通勤で使う大阪市営地下鉄の料金システムが変わって、乗り継ぎのために梅田(大阪)でいったん改札を出て、30分以内に乗る継ぐ線の改札を通らなければならないというシステムに変わった。もともとはいったん改札を出て1時間でも2時間でもどこかに立ち寄ることが出来たのである。大方、運賃稼ぎの手段なのだと思う。

そういえば、近鉄線の途中下車システムもなくなって久しい。指定された駅ならば、切符を持ったまま改札を出ることが出来たシステムである。

こうした世知辛いまでに乗客から運賃を取ろうという制度を行う背景には、どこの鉄道会社も乗客数を減らしているというのがある。しかし、まだまだ日本の鉄道システムにおける「市場競争」は進んでいないと思う。デフレがあれほど進んでも、料金は安くなることなどなかった。そりゃあ、乗客も怒って乗らなくなるよ。

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1 コメント

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はじめまして。 (あびこん)
2005-12-08 00:14:51
始めまして。大阪市営地下鉄乗り継ぎ制度改変の記事、TBさしていただきました。
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