tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

ブックオフのポイント方式がまた変わるらしい

2010年09月11日 10時30分43秒 | ニュース
「ポイントどうされますか?」
「あー、ためる方で」

ポイントカードの使用でよくかわされる会話だが、少ないポイントをためていても、全然面白く無い事がわかった。いや、わかるまでもないのだが。とりあえずブックオフで使うTポイントカードは求められるままに出して、つけてもらうだけという感覚だった。出てくるポイントも2ポイントとか10ポイントとか。

「昔は面白かったんだけどな・・・」

ブックオフのポイントがTポイントに変わったのは2007年10月。それまでは独自のポイントシステムで、5%還元。1000円買ったら、50円分の金券が出てきた。この目に見えるアナログなシステムの効果は結構大きかった。ただ、カードに一方的にポイントをつけていくシステムはいちいちレシートを確認しなきゃならない。まして1%だから1000円買っても10円のおまけくらいにしかならない。だんだん関心が薄れていった。

ブックオフの撤退の背景を調べると、次のような文章に行きあたる。

中古書籍販売大手のブックオフコーポレーションは25日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のポイントサービス「Tポイント」を2010年9月末までに終了すると発表した。07年10月から実施していたが、当初想定ほどの売り上げ増に貢献しないことなどから脱退を決めた。 同日付で、CCC社長の増田宗昭氏がブックオフの社外取締役を退任した。CCCはブックオフの発行済み株式の6%を持つが、資本関係に変化はないという。 Tポイントの正式な終了日はCCCと協議して決める。ブックオフのTポイント関連の負担費用は年7億~8億円。Tポイントよりも中古書籍の安さや豊富さを利用動機にあげる顧客が多く、新規利用者の開拓につながらなかったとしている。 (http://blog.livedoor.jp/video_news/archives/1269100.html)

負担費用が年間7億~8億円なら、もとの5%に戻して購入者に還元すべきだろう。いちいち振り回されるのは購入者の方だ。実は私のTSUTAYAのカードは、レンタルビデオの会員として入ったが、年会費の継続を行わなかったので、本来の用途からは大きく外れた状態での使用だった。つまりブックオフで使うだけ。昔はローソンでも使えたが、それも脱退とかで使えなくなった。

でも新しいポイント制度はもっと抵抗がある。ケイタイベースなのだ。おサイフケイタイなんてあるけど、ケイタイって重要な個人情報の固まりだ。それを決済に使うのでもなく、ポイントだけのために店先でかざすというのは少し抵抗がある。だって、知らないうちにケイタイの中の情報を抜き取られているかも知れないから。

「そんなはずはない」というのは、私たちが技術を知らないだけで、もしかしたら既にケイタイの中の情報を抜き取る技術は、もう確立しているのかもしれないし、それを知っている人は黙っていれば良いだけなのだから。知っているひとは、抜き取った情報を使っている人たちか。

昔のブックオフのポイントカードは単純な個人情報の記入でカードをもらった。TSUTAYAのカードはレンタルだから、それなりの量の情報だ。次はもっと多くの情報を知らないうちに抜き取られる可能性がある。ほんの少しの得のためだけで。

結局、新ポイント制度へは入会しない方針なのだけど、あの新ポイント制度ってほんとに得なのかは検証してみないとわからない。

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