親切心で付けた不親切な標識

今日は、大阪のど真ん中とも言えるオフィス街の本町にある船場センタービルに行ってきました。ほとんど行くことがないのですが、特別用事があって、行くはめに・・・。

大阪は、高度成長期を少しすぎるまで、繊維の街でした。今日では、繊維加工は労働単価の安い中国に仕事を持っていかれてます。しかし、ここ本町の周辺は繊維問屋が多く、小売りもしてくれる店が多くあります。

当然ながら、ここ船場センタービルにも多くの繊維関係の店が集まっています。

この船場センタービルは、阪神高速のすぐ下に作られた東西に長いビルで、ずっと歩くと地下鉄ひと駅くらいの距離があります。ビルの中だから、その風景を見て、自分がどの方向を歩き、どの位置にいるのかがさっぱりわかりません。同じような店が軒を連ねているので、なおさら西へ向かっていあるいているのか、東に向かって歩いているのかがわからなくなる。写真のような標識もあるのですが、矢印の方向がどちらも自分の進行方向に向かって差しているようで迷う。結局、最後まで方向がわからず、一旦外へ出て、ようやくわかるという始末でした。