tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

書道関連業務のアルバイト

2005年03月28日 22時35分48秒 | Weblog
もう私は一発勝負、あるいは短期のアルバイトを行う年齢でもない。だから、昔の話になるが、この時期になると、必ずしていた短期(一日)のアルバイトがある。内容は、書道展示品の搬入や審査の手伝いである。はじめてこの仕事を行ったのは、大学3回の夏休みだったと思う。そもそも、あの書道の作品自体は、掛け軸のように長いものでも、一枚の板に打ち付けた状態で展示品として作成される。

年に二回、各会派別にその書道作品の展覧会を行うが、その審査を行い、美術館に運び込む。この時、この展示品を持って、先生方の前で作品を見せて回る人間と、トラックに乗せる人間、美術館で展示していく人間と、毎回募集がかかった。量がすごかったから、とても一日や少数の人間ではできない。その反面、展示品の重さは限られているから、女性もたくさん見かけた。

この仕事、楽な割には給料が良かった。一番最初に行った時は、夏場だったから、3時の休憩時間にジュースが出たし、次の3月のアルバイトは、パンかなんかが出たと思う。おまけに昼食付きだった。しかし、回を重ねていくごとに少しずつ内容が悪くなった。一番最初はライスと海老フライだったと思う。皿の数は2つに分かれていて、結構な量があった。そのうち一皿もののハヤシライス、一番最後にやった時は、よくある仕出し弁当だった。この弁当については、中国からの留学生もこぼしていた。「足りない」と。私もがつがつ食べる方ではないが、少しすくなかったか・・・・?  給料は最後の方になっても、そこそこあった。

最後にやったのは3年くらい前か。

まだ、あの仕事、あの運送会社がやっているんだろうな・・・と考えていた。小さな運送会社だったから、社長が出てきたが、その社長がなかなか味のある人だった。
こないだ、デザインの確認から、大阪のミナミでリクルートの「TownWork」を見た。わら半紙に墨一色だから、「写真を配置しても、画像解像度はそこそこ下でもいいな。」とか考えながら眺めていた。そんな中に、書道展示会のあのバイトが入っていた。時期・場所・内容が一致している。ただ募集会社が異なっていた。

あのバイトは、学生相談所でいつも紹介を受けていたバイトだが、多分、あの会社が手を引いたのかも知れないし、最悪、倒産したかも知れない。

これも時の流れだろう。

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