tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

大阪脱出奈良帰りの地獄!

2005年08月06日 22時00分57秒 | Weblog
酒を覚え、大学という場所を大阪に定めてこのかた、奈良市民たる私には、一つの苦悩が始まった。その苦悩とは、終電との腐れ縁的な戦いである。大阪と奈良がただ平べったい場所で、地続きだったら、歩いて帰ることも考えるが、その境目には、生駒山という、そう対して高くもないが、結構な障害物としての存在がある。

しかし、所詮山は山である。親からもらったこの体についた二本の足を駆使すれば、夜明けまでに山を越えることが可能であるはずだ。ルートは江戸時代から使われてきた暗狩峠(くらがりとうげ)越えである。昼尚暗い場所として知られるが、どうせ夜中だ、たいしたことなどない・・・と考えていた大学2年のある日、終電がなくなり、この考えを実行に移そうとした。

しかし・・・ある一定の場所まで上ると、電灯の類が一切存在しない、まったくの漆黒の闇が広がり、酒の力以上に、恐怖心が支配し、山を降りる結果になった。このとき以来、歩いて山越えを行う考えは捨て、おとなしく11時41分の電車に間にあうようにしてきた。

この数字は固定的だと考えていたが、ある日、いつも使う近鉄線ではなく、JR線ならば、更に0時4分という時間を導きだすことが可能になった。もっとも、奈良側で降りた場所から、1時間近く歩かねばならないが。

昨日はその方法で帰ってきた。おかげで家に着いたのは2時近くなった。

やっぱり、9時近くから飲むもんじゃないな。

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