古本を集めるのが生きがいさ!

毎日古本屋に出向き棚をチェックするのが至極の幸せ。今日の棚はこんな本があった!

米原さん、あまりに早すぎます。

2006年05月30日 13時07分56秒 | Weblog
昨夜、ニュースを見ていたら、ロシア語通訳者であり、
今は作家でもある米原万里さんがナント、亡くなったとのこと。
(えっ、うそー!まだ若いはずのに…)
実はここ数日、この人の文庫本「ガセネッタ&シモネッタ」を
ちょうど読んでいたところなんですよ、偶然。
そのせいもあり、余計信じられなくて。
この人のエッセイなど、そのハッキリした物言いが実に面白いし、
通訳の現場から拾ってきた比較文化とか言語などについての話題も、
実例をあげて語ってくれるのですごく分かりやすいんです。
まだの方にはぜひともオススメしたい著者です。
56歳だったんですね、まだ。
ご冥福をお祈りいたします。

現在、当店では2冊しか販売しておりませんが、
この人の本もっと集めて売っていかなくてはなりません。
その内の一冊が「不実な美女か 貞淑な醜女か」というすごいタイトルのもの。
中身は同時通訳という仕事の現場での裏話。
笑えますよ。そしてタメにもなります。
ロシア語に限らず、外国語を勉強している人には必読書でしょう。

当店ホームページの著者別リストに「米原万里」のコーナー設けてあります。
ぜひ一度お越しくださいませ。

http://www.sinmeisha.co.jp