昼間、外の気温は31℃だったらしいが海から吹く風と湿度の低さが手伝って日陰に入ると涼しいくらいだった。また、何処へ行っても冷房がきつく効いており半袖では寒いくらいなのでバスでの移動やモールの中では長袖があった方がいいと感じた。
そんな日差しも西に傾き、通りに良い風が吹いてくるとレストランではディナーの準備が始まる。さっきまでノースリーブに短パンだったレディー達にワンピース姿が目立ちだす時間でもある。ハワイのように暑い地域では昼間にオシャレができないので夜涼しくなってからオシャレを楽しむのだそうだ。
そんなレディーに混ざってアロハシャツとチノパンで少し決めてディナークルーズに参加してみた。『スターオブホノルル号のスリースター』というクラスでドレスコードはカジュアルだった。もう一つ上のファイブスターと言うクラスはドレスコードがフォーマルとなっていたのでやめにしたのだが、実際にはカジュアル以下でもOKのような感じであった。夕日が落ちる頃に出船しワイキキのホテル群とダイヤモンドヘッドが赤く染まる景色は感動的であった。食事は5コースでサラダ、パン、ロブスター、ステーキ、ケーキ、コーヒーとまあ並み程度。それよりも2階のフロアー全員(スリースター全員)が日本人と言うのがとても異様に思えたのは自分だけではないだろう。ちなみにファイブスターフロアーは外人が半分ぐらいいて正常であった。
ちょっと異様な風景
次に、これもUSに来たらのど定番だが嫁さんが見たことがないというので行ってみた。紅花スタイルで一般的だが客が鉄板を囲みシェフが真ん中でパフォーマンス付きで次々と肉や野菜を焼いてくれるという鉄板ステーキの店『田中オブ東京』。
ヒルトンの隣、イリカイホテルの2Fにあるこの店は店員、シェフ共に日本語が達者で例によって英語要らず。パフォーマンスの度に写真を撮って褒めてあげたらサービスが1ランク上がったのが笑えた。アピタイザーとしてカツオではなく『マグロのたたき』?を注文、ビールは当然のようにアサヒ、サッポロ、キリン、があり自分はサッポロを。最後の〆にフライドライスが食べたかったのだがコースはスチームライスのみと言う事で少々ガッカリしたがまあまあ嫁さんも楽しんでいたようだし合格だろう。
最後に、『レストランTODAI』。
ここもツアーの定番で、食事の後にタンタラスの丘から夜景を見るというセットになっているため観光客が多い。なんと言ってよいか、言うなれば和洋折衷の巨大ブッフェとでも言っておこうか、数あるワイキキのブッフェの中で料理を置いてある並びが最長だそうだ。恐らく寿司バーのラウンドを除いても20mくらいはあったと思う。そこに肉、魚、フルーツ、めん類、寿司、デザートとありとあらゆるものが並んでいてとても食べつくす事は不可能。ソフトドリンクは無料だがアルコール類は有料でハイネケンが$5だった。(写真撮り忘れです)
安いツアーはスタート時間が早く、高いツアーは時間が遅い。これは後の夜景観光と密接に結びついており、時間が遅いほど夜景が綺麗と言うだけではなく、狭い駐車スペースで他のツアー(クルーズ後の夜景観光は遅い)とかち合わないようにうまく時間調整をしているのだ。