明日４月２９日（日）は、主日礼拝です。午前９時から教会学校、午前１０時３０分から礼拝が始まります。メッセージは「イエスを愛しているか」です。讃美歌は「聖霊によりて」（今月の歌）、「あまつましみず」、「すべての人に」です。礼拝後は祈りの一時とお茶の一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。午後２時からは、香住教会の礼拝があります。
今週は、浜坂教会と香住教会の総会が終わり、ヤレヤレと思って気が緩んだのか、喉が痛くなり、体もだるくなり、風邪症状の一週間でした。思っていたこともできず、提出物の締め切り日をうっかり失念してしまいました。来週早々に提出しなければなりません。
ゴールデンウィークが始まりましたが、それぞれお出かけの際には、事故等に十分注意し、楽しい休日を過ごされますようにとお祈りいたします。
韓国と北朝鮮の首脳会談ですが、ここに至るまでの目に見えない部分での準備、祈りがあったことでしょう。中国、ロシア、そしてアメリカなど、水面下で交渉を進めていたということもチラホラと伝えられています。まずは、大成功に終わったことを素直に祝福したいと思います。これを出発点として、戦争終結に向けた米朝首脳会談も成功して欲しいと思います。
ところで、軍事境界線を歩いてやって来るなどとは、世界があっと驚くような演出だと思いました。よく考えられています。ムン・ジェイン大統領も「私はいつ境界線を越えられるのか」と言うと、「今、超えたらどうか」と言って一緒に北朝鮮側に向けて軍事境界線を越えたキム・ジョンウン委員長も、それは予定外の行動だったと伝えられています。そんなことをアドリブでできるなんて、なかなか腹が座っているなぁと思いました。
この二人に比べれば、わざわざアメリカにまで行ってトランプ大統領に拉致問題を丸投げし、帰国して被害者の会の前で「私が司令塔になって指揮を執る」などと意味不明の発言をした口先だけの安倍首相は、格が違い過ぎて恥ずかしいです。考えてみれば、「国難」と称して北朝鮮の脅威をあおり、政権浮揚の手段にして来た安倍首相は、言い換えれば政権浮揚のためには拉致問題も利用し、平和憲法を改悪し、戦争も辞さないという身勝手な考え方の持ち主だったと言うことです。
自民党は、そもそも「嘘つかない」と言って、嘘をつくことから始まりました。森友、家計、スパコン、レイプ、セクハラ・・・、数々の犯罪行為を犯した政治家は、一日も早く逮捕されるべきだと思います。
「船の右側に網を打て」 ヨハネによる福音書２１章１～１４節
１２人と数えられていた弟子たちですが、ここでは７人まで人数が減り、意気消沈している様子が伝わって来ます。「私は漁に行く」というペトロに、他の弟子は何となく付いて行ったかのような印象です。その結果は、一晩中働いても、何も捕れないという惨めな有様となりました。そんな弟子たちを遠くから見守り、アドバイスをする人がいました。それは、イエスさんでしたが、弟子たちはそのことに気がつきませんでした。しかし、やりとりをしているうちに、やがて一人の弟子がイエスさんであることに気がつき、「主だ」と叫びました。その声に共感、共鳴し、７人の弟子たちは共におられるのがイエスさんであることを確信するようになりました。
イエスさんが弟子たちと共に食事をする場面が伝えられています。イエスさんは、「霊」の存在だけではなく、「体」も存在しているのだと教えられているように思います。私たちの宣教とは、私たちの「体」が表す考え方や行いが、他の人に共感、共鳴し、伝わって行くものです。私たちの姿が惨めで弱いものであったとしても、必ずしも悲観するばかりではなく、共におられるイエスさんから励ましやアドバイスを得ているのだと受けとめたいと思います。私たちもまた、イエスさんのアドバイスを聞き、既成概念を捨てて実行してみるとき、そこで「主だ」と気づくことができたり、「主だ」と叫ぶ仲間の声を聞いて、気づかされることもあるのだと教えられているように思います。
