11月1日に死にます

10月31日
昼食に近くの中華食堂に入った。
待ち時間の間、備えてある新聞に目を通すと余命半年「11月1日に死にます」との
見出しの記事がある。
明日だ。
数日前のテレビでも取り上げられており、ネットにも流れて大きな反響がある。
米国籍の女性（29歳）がネットへ投稿したものだが、要約すると結婚直後に「悪性
の脳腫瘍」が見つかり、激しい頭痛に襲われ苦しんでおり治療法がない。
半年後には死んでしまうのは確実との事。
以来、激しい痛みに堪え死を待つよりは自ら命を絶たたい（安楽死）という事だ。
これは考えてしまう。
話は変わるが1年前に会社の先輩が癌で逝った。
昼間に延命治療を断ってその夜の我々の飲み会に参加された。（これは後で分
かった事だが・・）
そして2ケ月後に逝ってしまわれた。
自分ならこいう精神状態でおれるだろうか？　とても自身がないと思うと共にそ
の精神の強さに畏敬の念すら覚える。
新聞の米国の女性にも重なるものがある、
ネット上に写真付きで流れているが決して興味本位で見てはならないと思った

一会のホームページ
　HP・・・・ICHIE