ギリシャ・こんな国に誰がした

7月17日
ギリシャが今年1月に大衆迎合（ポピュリズム）に沿った緊縮財政反対を掲
げるチプラス 首相に代わった。
国民は負担に耐え切れずに選択をした結果だ。
ただ俯瞰的見方をすれば、この国は緊縮財政を進める以外に選択肢はな
いのではないか？
借金（国債）の返済が出来ない財政状態の中、債権国が緊縮財政反対を
よしとするはずはないと思っていたが、案の定　定石通りの経過をたどって
いる。
チプラスさんは緊縮財政反対で首相の座を掴んだが一転して国民の避難
を浴びる結果となった。
出来ない公約を掲げたは良いがそのしっぺ返しがこれから始まりそうだ。
それにしてもこの国の歴代の指導者の責任は重い、こんな国に誰がした。
ギリシャ国民はそう思っているに違いない、国難は数年は続きそうだ。
そしていずれは破綻すると見ている人もいるが、そうならない事を祈ってい
る。

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