月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

20万キロ達成!!!

2012年10月28日 20時43分28秒 | 洗車日和

とうとう来ました!

 

今日の走る距離が大まかに分かります。

「お~!今日行くな~!」

永ちゃんもラジオも聴きません。

運転とメーターに神経を注ぎます。

 

何日前からでしょうか10万の位が今にも換わらんとウズウズしているようでした。

ご縁の帰り道・・・

とうとう199999キロに!!!

「来た~!」

もう感動もので全部の数字が動きます。

 

200000キロ達成!!!

 

10万キロになったのがいつ頃でしたでしょうか・・・

「目指せ20万キロ!」とは思っていましたが、本当に走れるとは思っていませんでした。

 

そりゃ~修理の連続・・・

その度に手放すことと修理して乗ることを天秤にかけていました。

「やっぱり修理しよう・・・」

なんとか維持しながらここまで来ました。

 

「お~!やったね、ニコニコ!」ってハンドル擦ります。

それに応えてくれるようにガンガン走ってくれます。

相変わらずのカタカタコトコト・・・

 

愛しくて・・・

 

ず~っと一緒に走ってくれて、

時には泣き・・・

時には怒り・・・

時には悩み・・・

時には笑い・・・

そんなコイツをよく知っていてくれて、ただ寄り添ってくれることの有難いこと。

 

どうする、ニコニコ・・・

「目指せ、30万キロ!」言っちゃう?

 

本当にありがとう!

嬉しかった!

 

クタクタになった今日の夕方・・・

でも、嬉しさいっぱいにオイル交換、フィルター交換。

そして、無料洗車券があったのできれいにしていただきました。

せめてものプレゼント!

 

オイル交換、フィルター交換後の軽やかさ!

「いいね~!」

また明日、一緒に走ってくれるか・・・

 

ニコニコ、最高です!


返答承知

2012年10月28日 20時10分01秒 | 仏々相念(住職日記)

Kさんは・・・

 

いろんな方々に支えられています。

みんなみんな辛く悲しいことを乗り越え乗り越えされてきた方々。

だから、辛く悲しいことがよく分かる。

しんどいだろうな~って・・・

 

時間的な変更をお願いするのに重ねて受けていた家々に連絡をさせていただいた。

間際になっての変更は大変です。

なのに・・・優しく受け入れていただくと有難いな~って思わずにおれません。

 

最後にかけたお宅は兄のように慕うご門徒。

坊守が心配して、「Kさんにも連絡しないと・・・」って言うのですが、

「Kさんは大丈夫よ!」って返ってくる言葉が分かるコイツは最後に電話するのです。

 

思っている言葉そのまんまが返ってきます。

「それでいいの?大丈夫なの?」

大きな声のKさんの受け答え。

「大きな声ですね!」って坊守、離れたところに座っていた坊守にも聞こえるほどの声。

優しくて温かくて・・・

自らのしんどさを抑えつつ接してくださるような方。

「心配しなくてもいい・・・」そんなおはたらきが伝わります。

 

「Kさん…いい人だよな~」って坊守と話しました。

でも、どうなんでしょう・・・

コイツにとって都合のいい方を「いい人」って言っているのでは・・・

こんな存在の方が多くいて下さいます。

 

そんな方々を他の方はどう思われるのかは知りません、知ったことでもありません。

コイツにとっては本当にいい人なのです。

安心できる・・・

グチグチ言える・・・

泣ける・・・

 

だからまた、歩いて行ける。

有難いことです。

 

あなたがいてよかった・・・


話之相手

2012年10月27日 21時26分42秒 | 仏々相念(住職日記)

朗らかで・・・

 

もう去年は一年の半分は病院でした。

心臓の手術に骨折・・・

いろいろ重なり大変でした。

 

そんなしんどいことが続くと何かに祟られているのではって思うよくあるパターン。

でも、このお婆ちゃん、そんなことを一切おっしゃられなかった。

「ご院さん、私ねデイサービスに行ってもよく言われるんです・・・どこが悪いの?って。

どこが悪いのって言われても、痛いところを全部言っても信じてもらえません。

こうやって明るく言うもんですから・・・」

「なるほど!痛いところなさそうに見えるもんね!」

「でも、暗く言ったところでどうなるものでもなく、それならば明るい方がいいじゃないですか!

それにこうやって話し相手がいてくれて一緒に話していると痛みを忘れるのです。」

 

なるほどな~・・・

私みたいに一人で暗くいますと痛いところを探してより痛くなるような気がします。

悪い方、悪い方にと物事考えて・・・

 

坊守や子どもたちと話していると和んでいますもんね。

やっぱり、話し相手って大切です。

 

一人ぼっちでも安心安心。

ず~っと阿弥陀さまが伽をしとって下さいました。

 

一人ぼっちじゃなかった!


心之画面

2012年10月26日 20時35分10秒 | 仏々相念(住職日記)

優しさのなかで・・・

 

ほったらかしですいません。

どこに参っても、どこに参ってもそう慚愧しつつお参りさせていただきます。

ここも一年ぶり、ここも・・・

お陰で今生にお互い命あり会えたことを喜ばせて頂く。

「すいません」「ありがとう」その思いいっぱいにひと時が流れる。

 

そんなひと時だから優しくありたいと思うし、優しくならせていただく微笑に出会う。

 

昨日の坊守のブログ・・・

散歩友達のオジサンが描いて下さったということです。

何気ない坊守とのふれあい。

その優しさが心のスクリーンに焼付くのでしょう・・・

描かずにはおれなくなる・・・

凄いな~・・・

こんなん描いてもらって嬉しいね。

 

以前、あるお方に言われました、「あなたは幸せですね。いいお方をお嫁さんにされましたね。」

「ありがとうございます。私もそう思います。」

 

この優しさにどれだけ勇気付けられてきたことか・・・

 

優しさにふれるとありがとういっぱいになります。

また、願生ろうって思えます。

確かな道を歩めます・・・

 

お念仏ってそんなものでしょう・・・

「必ず救う、まかせよ」のまことの優しさが響き流れるとき「ありがとう」いっぱいになります。

「ありがとう」って言いたくなります。

あなたを呼びたくなります。

 

でも、言ってるか呼んでるかって言われると言ってなくて・・・

恥ずかしいから・・・

照れくさいから・・・

 

そんな優しさにふれつつ

辛い中に歯を食いしばるように「おってくれてありがとう」ってつぶやく人もいる。

声高らかに「ありがとう」って言える人もいる。

「ありがとう」は同じです。

どちらでもいいのでしょう・・・

 

まことの優しさは変わりませんから・・・

 

さあ、ご縁に会わせていただきながらお念仏申させていただきましょう。


継承之名

2012年10月25日 21時11分25秒 | 仏々相念(住職日記)

懐かしい・・・

 

祖母は動物好きでした。

優しい人だったんでしょうね、犬猫への愛情は異常なほどでした。

だから、祖母が往生させていただくまで犬猫がいない時がありませんでした。

 

私は猫は嫌いですが犬は好きです。

犬に至ってはず~っと継承する名前がありました。

なぜか雄にはこの名前が付けられていたのです・・・「力(リキ)」

飼う犬は殆ど雄。

稀に雌もいましたが、なぜか外国風の名前が付けられていました、「メリー」

「力」に合わんやろって未だに謎な名前でした。

メリーとか・・・

誰が付けたのでしょう・・・

 

最後になる「力」はコロコロの赤ちゃんの頃に祖父母が隣町にある山奥の温泉に行ったときに山の道端で拾ってきたのです。

きょうだいの「メリー」と共に二匹が突然にやってきました。

可愛かったな~、コロコロで・・・

お腹空いていたのでしょうね、お皿いっぱいのミルクをあっという間に平らげたことです。

それからというもの祖母の愛をいただき大きく育ちました。

今思えば、ゴールデンレトリバーだったのです。

力は白色、メリーは赤色。

長く生かさせていただいたことです。

 

この二匹には高校生の頃の減量時代にお世話になりました。

学校から帰って一緒に裏山へ・・・

直線のところで何度も何度もダッシュしていました。

若かったんでしょうね、コイツも犬も・・・

懐かしい思い出です。

 

夢に見たのはその「力」だったのです。

首にまつわり付いたり抱きしめたり、舐められたり・・・

そんな安らぐような夢でした。

目覚めてももの凄く癒されてて・・・

 

一緒にいてくれる「おはたらき」、いいものです。