月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

欠伸連発

2012年10月20日 19時57分34秒 | 仏々相念(住職日記)

あ~、眠たい・・・

 

夕方、本堂で御荘厳していますと暮れゆく早さに驚きます。

6時になりますと堂内真っ暗です。

夏の頃はまだまだ明るい時間です。

 

御荘厳が済むと軽いストレッチ程度の運動をしているのですが、阿弥陀さまのお姿を観ることができなくなります。

だんだんと暗闇に覆われてきます。

色も分からなく黒一色に・・・

 

闇は光を知らざれど、光は闇を知りたもう・・・

 

この暗き空間ではどこに何があるのか認識できません。

がしかし、そこに光が差し込むことによって認識できるのです。

 

コイツの人生、暗き闇・・・

でも、闇を知ることもなく平然と闇を生きる。

恥ずかしいことも恥ずかしいと気付かず・・・

大切な人が泣いていても気付かない。

闇の世界。

 

その闇の世界を知っている光のはたらきは、

闇を照らしだし闇であることを教えて下さる。

恥ずかしいコイツのホンマを教えて下さる。

泣かせていたコイツの姿を教えて下さる。

 

あ~、申し訳ない・・・

 

汗が流れにくくなりました。

がしかし、軽いストレッチ程度の運動ですが身体が温まるようです。

その体温が下がり始めるとアクビの連発。

体温の低いコイツは寒いの苦手です。

パソコンの前に座るころには頭がガックンガックン・・・

眠気に誘われ眼を閉じるとまた、闇の中・・・

せめて夢ぐらい、いい夢みたいですね・・・$$

それもまた闇。

 

こんな時でも光のおはたらきは止まることがありません。 

ひと時の休みもありません・・・