スゲェ~・・・
坊守の里に帰らせていただきました。
時間が止まっているような風景のなか、心と身体を休ませていただいたことです。
そこには2匹の猫がいます。
ウチにも祖母が存命中には猫がいました。
寂しがり屋の私は、両親が仏事に出て留守の時には祖母のところで一緒にいたものでした。
当然猫も近くでゴロゴロしていたのですがあまり気にもしていなかったのです。
いつ頃からでしょう、苦手なのです。
島根での出来事・・・
「あれ、なんか咥えとる・・・」と息子が言うので、座敷の机の下を覗き込むと、
猫の目前に鼠が・・・
もうすでに猫の攻撃を受けたからなのか、恐怖心からなのか・・・ジワジワとしか動きません。
見慣れていない生の光景に釘付けです。
「スゲェ~・・・どうするんだろう・・・」
怖かろなぁ~・・・
何分ぐらいその状態がありましたでしょう・・・
力弱くコソコソと鼠が逃げます、また、それに飛びかかる猫・・・
遊んでいるように狩るのです。
結果、跳びかかる猫を坊守さんが押えこみます、「したらダメ!」
その瞬間に壁沿いを力無く逃げる鼠・・・
すると小学3年になる姪が「わ~、かわいい・・・」って尻尾を掴み上げます。
「うおぉ~、これまたスゲェ~・・・」
彼女が逃がしてくれたお陰で血を見ることもなく解決しました。
結局、彼女が一番凄かったのです。
しかし、鼠もやられるだけではありません。
天井を走り回り、壁や柱をカリカリカリカリ・・・家をも潰す勢いです。
何が一番強いのでしょう・・・?