VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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知らぬ間の別れ

2012-02-24 | ワンピース・仲間たち
その訃報に心の準備がなかったワタシは
え?と耳を疑い、すぐには信じられなかった。

つんちゃの幼友達・サリー。
魔法使いサリーのサリーじゃなくて、
スヌーピーのピーナツ村のサリーなの。
ママがサリーの名前の由来を説明してくれたのは、
知り合ってからしばらくたってからのことだった。

同じイエローラブでつんちゃより2つ年上。
お姉さんのサリーは文字通りお姉さんで、
お利口さんだった。
ベビーカーと一緒に歩けるようにとパパに訓練され
ちゃんと脚側歩行をマスターしたサリーとは
ママとチビちゃんと一緒に川の公園でよく行き会った。
パパとママがテニスをしている間はコートの外で大人しく待っていたサリー。

つんちゃ球場では毎朝のように会っていた。
幼いつんちゃを見ると喜んで近寄って来ては
「マウンティング」をしていたサリー。
きっと、お姉さん風を吹かせる相手がほしかったのだろう。
家ではチビちゃんのお相手に徹していた優しくおとなしいお姉さんだったそうだから。

つんちゃ球場で会わなくなってからも、
ほんの時々、行き会ってふたりの衰えを認識しあいながら、
ゆっくり・のんびり行こうねってママと話していたのに。

こんなに急に逝ってしまうなんて。

新しく友達になれるワンコはいるだろうけれど、
幼い日々を一緒に過ごした友達は新たには作れないのだ。
そんな友達ワンコが去っていくことがとてもつらい。

ワンコと一緒に過ごす時間がとても愛しく大切に思えるのは、
過ぎ去る時間が加速しているように思えるから。

ゆっくり、ゆっくり、もっとゆっくり。
できるだけ長く一緒にいたい。

サリー、どうしてそんなに急いで行っちゃったの?




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