日陰の日向ぼっこ？

梅雨入り前の好天は今日だけというので、
海に行っておこうと思っていたけれど、
例によって朝寝坊しているつんちゃ。

お昼過ぎにもう一度誘ってみても動きたくないとベッドにもぐりこんだまま。
無理やり起こして介助ハーネスを着けると、
まるで盲導犬のようにシャキ～～ンと歩きだして、
玄関素通り、お風呂へ向かった。
「こんな時間に散歩に出るはずがない、
　きっとシャンプーなんだ。」と理解したらしい。

その素晴らしい推理力は賞賛するが、
残念ダネ、明智クン。
今日は、そのまさかのお散歩だ～。

でも、さすがに２時半は暑かった。
お昼過ぎに伺うと言っておいたマリン家へ行って
ジューンベリーをいただいてから、
すぐ近くのBuddy家へも伺った。

ちょうどBuddyぱぱ・まま・すーちゃんがBuddyと
お庭で日向ぼっこをしているところだった。
今日はちょっと調子が出ない様子のBuddy。
それでもつんちゃを認識してくれたようで、
日陰を作ってもらった芝生の上で、ふたりで「日陰の日向ぼっこ」を楽しんだ。

ゆっくり静かな時間。
若いころの姿を見てきた家族にとって、
こんなふたりの様子を当時は想像すらしなかった。
いつも絡み合って遊んでいたあの頃から、そんなに時間が流れていたのか？
あっという間に過ぎてしまったような気がする。

すっかり縁側のおじいさん・おばあさんになっているふたり。
いつまでも、夢のような時間の中にいたいと思う午後のBuddy's Garden.
いつの間にかBuddyはいびきをかいて寝始めていた。
心地よさそうに眠る姿を見ていると
どこにも痛みや辛い症状が出ていませんようにと願う。
つんちゃにも、何事もありませんように。
ふたりの平和な時間がもっと続きますように。。。


遅い朝。
やっと起きてきたと思ったら・・・


パンに反応したみたい。
パン屋さんで見つけた果物パン。


つん：バナナダイエットっていうのもあった、かなぁ・・・？


（陰の声：食べてみます？皮パーツだけど。）


つん：あ、うちメロンの方が好きやねんけど、ま、いいか。


遅い朝食を済ませ、お昼も食べてからやっと始動。
Buddy:つん、今頃出てきたの？　ボクはもう犬毛へ行ってきたよ。


つん：いやぁ～犬毛公園、しばらく行ってないねん、うち。


Buddy: 永遠の若大将のボクはずっと「ゆうゆう散歩」を続けてるんだゼ。


つん：青春時代の思い出だね～、犬毛公園。


つん：今は「日陰の日向ぼっこ」を楽しむシニアだけど。


Buddyぱぱ：わっはっはっは、日陰作りならおまかせを！


Buddy&つん：おお～～ナイスな日陰！


つん：あ、でも、イケメンBuddyの顔、暗くてわからへん。


つん：シニアは白内障だもんね。


Buddy: ボクも座るときに介助してもらうんだ。


Buddy＆つん："共に白髪の生えるまで"きちゃったから、
こうなりゃ"共に白髪が禿げるまで"、がんばろーね。


つんのつぶやき： それでもまだまだ黒いヨ、Buddyちゃん。顔がわからへんやんか。
　　　　　　　　真っ白になるまで、がんばるんや～。うちも白ラブ目指そ！

本日の水分摂取量メモ：
1000cc

にゅ～にゅ～＝300cc