VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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夏の図書

2011-07-29 | つんちゃ文庫
最近読んでいたのは「哲学書」だった。

なんでそんな暑苦しい本を、こんな暑苦しい季節に読んだのか?
「哲学者とオオカミ」というタイトルがとても魅力的だったから。

内容は、著者曰く、哲学書としては内容がかなり緩いので一般人も読めるように書いたらしいが、
「暑くるしい季節」に読むのはおすすめしないくらいワタシには
難解な表現や論理の展開がある。

それでも、オオカミとの暮らしをつづった内容に引き込まれてしまうのは、
人のそば近くで暮らすオオカミの豊かな感情が
著者によって解説されているからだ。

著者はオオカミと暮らし始めた後、
「動物に対する唯一の徹底して道徳的な姿勢」という理由でヴィーガン(=完全菜食主義者)になり、
オオカミを埋葬するとき、2リットルのジャック・ダニエルを飲み干して
月に吠え、神を罵った。

哲学者というのが、どういう人たちなのかは知らないけれど、
少なくともワタシがイメージするような「理詰めで冷静で感傷的ではない人」というククリに
入らない人のようだ。

この本、犬を飼う人にもおススメであると、書評や紹介記事にも載っている。
でも著者は犬とオオカミはきっちり分けて扱われたいような文章である。

またそのうち、読み返してみたい。
今度は季節をえらんで・・・。


そして今は、超娯楽小説で頭のストレッチ中。
テンポのいい文章はまるでドラマを見ているように物語が進む。


上記1冊でおまけをもらった。
「発見くん!」だって。


つんちゃと発見くん。








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つっきーの木