つんちゃ的輪番操業

「海の日」がおまけにつく週末。３連休となる。
そして、子供たちの夏休みに合わせて”犬毛海岸”のプールも今日から営業を始めた。
こうなると、プールとつながる人工海浜には当然監視員が配置される。
プールの営業が始まる前に、
浜辺が監視体制に入る前に、
イヌ族は泳ぎを楽しんでおかなければならない。
「世界一おバカな犬・マーリー」が大失態をやらかしたアメリカの高級ビーチではないから、
犬の立ち入り禁止とはなっていないけど、
監視員には「リードでつないでくださ～～～い」と注意を受ける。
「はぁ～～～い」とにこやかに返事はするものの、
「ばかやろー、リードでつないで、泳げるか！」と心の中で呪いの言葉を吐く。
必然的に、監視体制に入る前に泳ぎ終わってしまうというタイムスケジュールを取ることになる。
今日から、８月終わりまで、つんちゃの輪番操業となる。

今朝は７時に出勤。
ラブ・ガイア・アンバーはさらに早出残業で、つんちゃと入れ違いに帰って行ったため、
本日はひとり水泳大会。
浜辺にはほとんど人もイヌもいなかったので、
海開き初日はラッキーデーとなった。


つん：ウシシ・・・。独り占めや。


ロープ設置区域は遊泳禁止エリア、のはず。
つんちゃ：でも、いっつもここで泳いでるもん。なんで、夏だけアカンの？


つんちゃの”ムカツク～の顔”。
（陰の声：予算削減で監視員が減ったせい？）


つん：あ、ええわ。うち、どっちみち泳ぐシ。


どや顔つんちゃ。


つん：あ、どや顔してる場合ちゃうわ。さっさと泳いどかな。


ぶちゃいく顔つんちゃ。


つん：こんだけいっぱい撮って、もっとかわいく撮れてんのないの？


（陰の声：いやぁ～、つんちゃさん、動きがないのでみんな同じ写真になっちゃうんですよ。）


つん：どれ、うちの華麗なフォームを見せたるやん。おどきなさい。


（陰の声：さすがにラブラドールの片鱗？を見せてますね、その尻尾の存在感がいいですよ。）


つん：このたれ耳もラブラドールのウリやねん！いつもより多めにパタパタしとくで。コンチキショー。


つん：怒った顔は、頭振ってるときに鬱憤晴らしもやってるからやねん。
　　　ほんまもんはこんなもんやで。


つん：今日はサービスデーやから、もう１枚。


つん：そろそろひとり水泳大会も閉幕や。


つん：はぁぁぁ～～満足。


と言ったそばから、この顔。つんちゃ砲発射３秒前。


２秒前。


ファイヤー


ファイヤーの後は涼をもとめて木陰。


帰路を示して退却を命じると、はぐれヌーのように移動。


移動先はもっと涼しい木陰。


つん：ああ、こっちの方が涼しいやん。


あっちの林に行きたいのは、その先にウッドデッキがあるから。
夏以外はみんなの集う憩の場所。


つん：え？今日は寄れへんの？
（陰の声：涼しくなったらね。）


この後、数歩歩いては座り込み、ウッドデッキ方向を名残惜しそうにしながら帰った。

＜ハリーの時間＞
最近は隔週になった鍼治療。
相変わらず喜んで病院にも施術室にも入るつんちゃ。