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Pretenderの備忘録

九月花形歌舞伎

2019-09-14 22:03:00 | 歌舞伎
南座

四世鶴屋南北 作
坂東玉三郎 監修
通し狂言 東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)
序 幕



二幕目


三幕目
大 詰
浅草観音額堂の場
按摩宅悦内の場
浅草観音裏地蔵前の場
同    田圃の場
雑司ヶ谷四ッ谷町伊右衛門浪宅の場
伊藤喜兵衛内の場
元の伊右衛門浪宅の場
砂村掘の場
蛇山庵室の場

民谷伊右衛門
お岩/佐藤与茂七/小仏小平
直助権兵衛

お岩妹お袖/小平女房お花
乳母おまき
お梅
按摩宅悦
舞台番/伊藤喜兵衛
後家お弓
愛之助
七之助
中車

壱太郎
歌女之丞
鶴松
千次郎
片岡亀蔵
萬次郎

愛之助、意外と色悪になれきれてない。
七之助、頑張っていた。
中車が一番健闘か。
大詰めが、玉三郎演出の特色か、やや遊び過ぎの感も。
まあ、楽しめた。


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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

2019-09-13 20:28:38 | 映画
タランティーノ監督の新作。
面白かった。

彼独特の、歌舞伎に通じるような凄惨な殺しの場面は、最後に出てくるが、3時間弱の作品で、2時間以上は、60年代のハリウッドが描かれる。
実際にしらない60年代のハリウッドだが、青い空、綺麗な夜景は自分がみたものそのものだし、ハリウッドのスタジオも実際に行ったことを思い出した。街並みは、昔のアメリカである。そして、昔の映画やTV番組、そして流れる音楽、全てがわかったわけではないが、イメージの中の昔のアメリカだ。そしてヒッピームーブメント。
途中で飽きるかなと思ったけど、そんなことはなかった。
アルパチーノ(昔、ブロードウェーで舞台を観て、サインをもらった)、先日亡くなったルークペリー(アメリカに住んでいるときに、ビバリーヒルズ90210が始まった)等々、わくわくする。役としてスティーブマックイーンやブルースリーも出てくる。タランティーノはホント、ハリウッド映画好きなのねというのが伝わってくる。
実際の事件を素材にしているが、ドキュメンタリーではない。エンディングは彼のハリウッド愛が紡いだものだろう。

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愛と哀しみのシャーロック・ホームズ

2019-09-11 21:48:50 | 芝居・ミュージカル・バレエ
世田谷パブリックシアター
作・演出:三谷幸喜
柿澤勇人:シャーロック・ホームズ
佐藤二朗:ワトスン博士
広瀬アリス:ヴァイオレット・ファーランド
八木亜希子:ミセス・ワトスン
横田栄司:マイクロフト・ホームズ
はいだしょうこ:ハドスン夫人
迫田孝也:レストレイド警部
音楽・演奏:荻野清子

面白かった。コメディ仕上がりだけど、大笑いではなく、クスっと笑える箇所が多くて、三谷のホームズ愛を随所に感じるのだ。終わって、良い芝居みたなって思えた。
柿澤は良い味を出している。今後の飛躍が楽しみだ。
佐藤は、ワトソンのイメージではないかなあ。
他も芸達者が脇を固める。
音楽の生演奏、歌を入れるなら、柿澤やはいだという上手い歌い手にさせてほしい。でないと、音楽がおふざけになってしまう。

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都響 第886回 定期演奏会Cシリーズ 【日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念】 【渡邉暁雄生誕100年記念】

2019-09-08 18:23:47 | 音楽 Classic
場所:東京芸術劇場コンサートホール 

出 演
指揮/大野和士
ピアノ/ホアキン・アチュカロ

曲 目
シベリウス:トゥオネラの白鳥 op.22-2
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 op.43

ピアノアンコール
スクリャービン 左手のための2つの小品 ノクターンOp 9-2

シベリウス一曲目、ダイナミックに。
ラフマニノフ、老境の味なんだろうか、オケはダイナミックに鳴らしている割に、ラフマニノフらしい緊迫感のあるピアノとは思わなかった。アンコールも枯れた感じ。
シベリウス二番、美しく、力強く、都響もレベルが上がったと実感。
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劇場版 おっさんずラブ

2019-09-06 20:49:19 | 映画
監督 瑠東東一郎
脚本 徳尾浩司

田中圭
林遣都
内田理央
金子大地
伊藤修子
児島一哉
沢村一樹
志尊淳
眞島秀和
大塚寧々
吉田鋼太郎
ゆいP

人気TVドラマの映画化。ドラマ同様、ドタバタが中心。この2年くらいのゲイドラマの嚆矢となったが、コメディの素材であり、金子大地がシリアスな主人公を見事に演じた「腐女子ゲイに告る」や西島秀俊と内野聖が日常を演じた「きのう何食べた」とは、異なる。

社会とか、仕事とか、人の嫉妬とか、家族の愛とか、いろいろと真面目なテーマもちりばめられており、それがまたステレオタイプで陳腐だったりする。それゆえに、ちょっと冗長に感じられる。

観客層は30代以上の女性が圧倒的に多い感じ。小学生の子連れもいたが、うーん、ちょっと微妙。

ヒットドラマのお祭りという位置づけで観るものか。
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