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Pretenderの備忘録

吉例 顔見世大歌舞伎

2012-11-23 23:36:58 | 歌舞伎
新橋演舞場 昼の部 2階1列45番
      夜の部 2階右列27番

昼の部


一、 双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)

   井筒屋
   難波裏
   引 窓
           南与兵衛後に南方十次兵衛  仁左衛門
              藤屋都後に女房お早  時 蔵
                 山崎屋与五郎  扇 雀
                   平岡丹平  権十郎
                   三原伝造  亀三郎
                   藤屋吾妻  梅 枝
                    母お幸  竹三郎
                   放駒長吉  翫 雀
                  濡髪長五郎  左團次



二、 人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)

                  左官長兵衛  菊五郎
                   女房お兼  時 蔵
                   手代文七  菊之助
                    娘お久  右 近
                 酒屋丁稚三吉  藤間大河
                  角海老藤助  團 蔵
                  鳶頭伊兵衛  松 緑
                 和泉屋清兵衛  東 蔵
                角海老女将お駒  魁 春



夜の部


   一谷嫩軍記

一、 熊谷陣屋(くまがいじんや)

                   熊谷直実  仁左衛門
                  白毫弥陀六  左團次
                     相模  魁 春
                    堤軍次  亀 寿
                   亀井六郎  松 也
                   片岡八郎  萬太郎
                   伊勢三郎  右 近
                    藤の方  秀太郎
                    源義経  梅 玉



中幕 汐汲(しおくみ)

                   蜑女苅藻  藤十郎
                    此兵衛  翫 雀



二、 四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)

    四谷見附より
    牢内言渡しまで
                 野州無宿富蔵  菊五郎
                  女房おさよ  時 蔵
                浅草無宿才次郎  松 緑
                寺島無宿長太郎  菊之助
                   黒川隼人  松 江
                      頭  亀三郎
                    三番役  亀 寿
                 伊丹屋徳太郎  松 也
                下谷無宿九郎蔵  萬太郎
                田舎役者萬九郎  桂 三
                   穴の隠居  由次郎
                    数見役  権十郎
                   石出帯刀  秀 調
                   隅の隠居  家 橘
                  生馬の眼八  團 蔵
                うどん屋六兵衛  東 蔵
                   浜田左内  彦三郎
               牢名主 松島奥五郎  左團次
                  藤岡藤十郎  梅 玉

1等B席の2階1列45番、ここは2等A列よりも見にくいかもしれない。
ちょうど、手すりがかかるのだ。スペース的にはゆとりはあるが。

本日から孝夫さんが復帰。掛け声がバンバンかかる。三連休に病み上がりで出てくれるというサービス。
でも、演技はしっかり。

双蝶々、数年前に大阪でやった時は、井筒屋、難波裏、引き窓に加えて、米屋も上演した。
仁左衛門の十次兵衛はいい味だ。左團次も真面目にやっている。時蔵のお早もしっかり。竹三郎のお幸は持ち役の一つ。

文七元結、菊五郎劇団のレパートリー。やはり安心感がある。

熊谷陣屋、仁左衛門の直実は、他の役者と比べてもかなりいいと思う。最後の哀愁がいい。
魁春の相模は今一つだが、秀太郎の藤の方、左團次の弥陀六、梅玉の義経等、顔見世らしい配役。

汐汲、18分だけ、人間国宝、文化勲章が登場。

四千両子番梅葉、初めてみた。
江戸の情景描写、牢のシーンが貴重と言われる。
確かにそうだが。それだけのような気もする。
やや冗長に感じられる芝居。


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日の浦姫物語

2012-11-22 23:44:48 | 芝居・ミュージカル・バレエ
シアターコクーン 2階A列7番

作:井上ひさし
演出:蜷川幸雄

出演

大竹しのぶ
藤原竜也

辻萬長
たかお鷹
立石涼子
木場勝己

会員のチケット購入手続きを忘れて、一般発売後に買い、初めての二階。手すりがあって見にくい。やはり小さい。同じSの料金はいかがなものか。

かなり歌舞伎の手法を使った演出。喜劇的な要素も多く、重いテーマを重くなり過ぎないような芝居となっている。
大竹しのぶはこういう役は存在感を感じる。藤原竜也も熱演。声が山本耕史に似ているなあと思った。
脇役も井上の芝居に欠かせないメンバーがきっちり。
面白かった。

やはり再演されるような芝居を書いたという点では、井上の存在感を感じる。
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新宿 火鍋 蒙古苑

2012-11-21 23:59:59 | グルメ
予約なしで入れたが、カウンター。
蒙古苑コース弐、火鍋にデザートが付く。
火鍋は、野菜、マトン、豚、最後にうどんを選択。
お通しもチャージされていた。
軽く飲んで、一人5000円弱。

帰りにいつものGin&Itでカクテルと薬草酒。
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こどもの一生

2012-11-21 23:59:50 | 芝居・ミュージカル・バレエ
パルコ劇場 A列19番

作 中島らも 演出 G2
出演 谷原章介 中越典子 鈴木砂羽 吉田鋼太郎

作品が書かれた時代からは大分経っているので、ケイタイとかマッシュルームとか、設定を現代にすることでの変化があると思う。

人間の怖さと同時に、薬物に依存していた中島ならではの描写が大きなテーマとなっている。
これ、舞台よりも映像の方が良かったんじゃないかと思ったりもする。

谷原は線が細いがそれを逆手にとっての体当たりの演技。鈴木も持ち味を出している。
脇を固める役者もしっかり。
観に行って良かったと思う舞台だ。
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トスカ

2012-11-20 23:11:26 | 音楽 Opera
新国立劇場 オペラパレス 2階1列45番

指揮 沼尻竜典
演出 アントネッロ・マダウ=ディアツ

トスカ ノルマ・ファンティーニ
カヴァラドッシ サイモン・オニール
スカルピア センヒョン・コー

非常にオーソドックスな演出。
沼尻がしっかりとタクトを振り、力強い演奏。
歌手陣はまあまあ。
尾高監督の、ポピュラーな演目をしっかり聞かせるという目的にかなったものだろう。

隣の夫妻は、海外経験が長いのか、「知ってる歌手がいない」「下手だ」云々と言いまくり、第二幕で帰宅したようだ。
確かに、本場に比較してレベルが落ちるのは当たり前だ。
税金を使って西洋芸術のオペラを日本で育成する必要があるかは疑問だが、高い金で来日公演でぼられるのと違ったあり方はあろう。
自分もああいう風を吹かせていないか自戒としたい。
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