面白かった。割合と早めにどんでん返しの結末は見えてくるのだが、プロセスも楽しい。三谷得意の推理劇というのもあり、コメディ要素もいろいろあり、今回は異文化というテーマを絡めて人生の機微なんかも散りばめられている。
そして、薩摩ことばと英語というのを上手く使い、それぞれの使い手である迫田と宮澤を監修に起用している。あて書きもここまでくると役者冥利だろう。
ナレーションの横田を含めて、鎌倉殿キャスト。鎌倉殿の副産物としても楽しいし、素晴らしい。
年初にこんな芝居を観てしまい、今年一年、これを超えるものに出会えるかというのあ感じた。
東京芸術劇場 プレイハウス
作・演出 三谷幸喜
青年:柿澤勇人
警部:宮澤エマ
旅行者:迫田孝也
警部:宮澤エマ
旅行者:迫田孝也
音楽・演奏:荻野清子
ナレーション:横田栄司
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます