トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ 宇野重規著 聞き手 若林恵 中公新書2023
学術会議で任命拒否にあい、その存在を世間一般にも知られるようになった、政治哲学の大家へ、Wiredの元編集長がインタビュー。私は、読んでいて、聞き手は女性だと勝手に思い込んでいた。名前を観てではない、視点がユニークで。
政治というと議会、選挙ということになるが、本書では行政にフォーカスして論じていて、面白かった。また、デジタルやファンダムという新しい動きを論じている。ベースはあくまで古典的な政治哲学にあるところがしっかりしている。刺激的な良書だと思う。
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