今回、サンフランシスコオーケストラから公開されたもの。
MMTによるマーラーの生涯をたどる旅、そして交響曲第一番の解説と演奏。既にDVDで発売されているもの一部のようだ。
MTTの解説は分かり易く、こういうのを知って、聴くとまた趣が違うようなと思う。コンセルトヘボウのマーラーフェスティバルとはまた違った味わい。
MTTは、LSOの指揮者としてバービカンでマーラー5番を振った時に聴いた。ちょうど、大江健三郎のノーベル賞の発表の日だったのを覚えている。あまり印象に残らなかった演奏だった。
サンフランシスコを引き連れて来日したのもマーラー5番だったか、演奏の凄さにびっくりして、サンフランシスコまで、聞きに行ったのが2013年だったか。素晴らしかった。同時に、カネが集まるところで文化が花開くと感じたものだ。シリコンバレーの金はサンフランシスコの文化に注がれる。
マーラー1番の演奏も、非常に繊細で美しくまとめている。
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