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Pretenderの備忘録

日本の「第九」

2023-01-11 23:28:50 | 読書
合唱が社会を変える 矢羽々崇著 白水社2022 

ドイツ語教授の書いた本。多少学術的で読みにくい。
日本における第九の受容を特に素人の合唱に焦点を当てて論じている。
大正期から第二次大戦、戦後、そして労音と。
教養としてクラシックを求めてきた労働者にとっての合唱という説明は、そういう時代があったのだと。そしてサイトウキネンの地である、松本が早い段階から第九の演奏が行われていたことはとても興味深かった。
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