緊張感あふれる芝居。
医師の使命、生命、死(自死を含む)、中絶、アルツハイマー、人種、宗教、多様な性、政治、組織、歴史の記憶等々、様々な重いテーマを突きつけられる。非常にスリリングな芝居で、役者陣も大竹はじめ健闘していた。
でもこの作品を翻訳で日本でやるのは、なかなかハードルが高い。やっぱりロンドンで原語で観てみたいと思う。日本人には馴染みがあるとも言えないテーマも重要だからだ。
パルコ劇場
作 ロバート・アイク
翻訳 小田島恒志
演出 栗山民也
出演
大竹しのぶ / 橋本さとし 村川絵梨 橋本淳 宮崎秋人 那須凜 天野はな 久保酎吉 / 明星真由美 床嶋佳子 益岡徹