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Pretenderの備忘録

宝生会 月並能

2012-06-10 23:53:37 | 能・狂言、文楽
宝生能楽堂 正面ろ 5番

須磨源氏 
シテ 田崎隆三
ワキ 高井松男


イブニングチケットというのがあり、最後の一番だけを見る場合には、3000円で観ることができる。
能は、観世も宝生もそうだが、昼の12時から17時過ぎまでやっていることが多く、これをちゃんと通しで観る人は少ない。
だいたいが、お弟子さんとか関係者が先生のものの前後をみて帰るとかが多い。
チケットが売り切れのことも少ない。
自分のお目当ての能楽師が、最後であるとイブニングチケットが利用できることになる。

空いていたのはやはり正面から脇、中とすべてだった。
それほどたくさん空いていたわけでなく、正面の席を買う。
しかし、そこに誰かが座っていて、席を間違えた人がいろいろいて、ちょっと面倒だった。
最後の出し物でだいたい、6割くらいの入り。チケットは8割以上は売れていたと思うので、前半の関係者は帰ったということだろう。

須磨源氏は、前シテと後シテが翁と貴公子という感じで、源氏物語に題材をとったもの。
ここには女性は登場せず、割合と、いい感じの夢かうつつかというものだ。

コメント
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