愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

西子の一周忌

2012年02月01日 | 西子

日曜日、冷たい風が吹いた。強い風だった。

西子の一周忌。逝ったのは2月1日だが、ちょっぴり早い日曜日に墓地に向かった。

バスを待っている間、真っすぐ立っているのもつらいほどの強く冷たい風が吹いていた。

墓地についたときに、風が止んだ。

花を手向け、線香をあげて、手を合わせた。

手を合わせている間、「もう1年なんだなぁ」ということしか考えられなかった。

理由はわからないけど、なんとなく切なかった。

携帯の待ち受け画面の西子をみた。

「ちょっとぉ~、あんまりジメジメされてると安心して成仏できないじゃないよ」

「年中、ジメジメしているわけじゃないよ。たまにね。たま~に」

一瞬の間に、そんなやり取りが成立したような気がした。

猫に九生あり」という諺があるそうだ。

僕の人生の節目には、また西子は表れるのかな。

猫を被って大人しいふりをして、家に着いた途端に大声で鳴き続ける猫。ちょっぴり楽しみのような、困ったような…。表れるなら、本当に大人しい猫に生まれ変わっていてほしいんだけど…無理だろうなぁ。

 

コメント (5)
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