Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

いらいら運転

2007-06-14 08:27:23 | つぶやき
 久しぶりに車で通勤する。なぜかといえば、午前7時に会社に行くためだ。会社に入るのに面倒だから、直接現場に行けるように準備しておいて、駐車場から直行である。もちろん電車で行けないわけじゃないが、5時代の始発に乗らなくてはならない。そこへいけば6時代でよいはずだ。時間帯として、いつもより1時間早いのだから、車を利用すれば、6時半近くに出発しても目標の7時には到着すると考えたのだが、それが甘かった。

 自宅を出てすぐ、大きな道に出ると、後ろからライトバンが接近してくる。わたしも60キロくらい出しているのに、「早く行け」といわんばかりの接近である。そんなやつがうしろにつくとすぐに頭に来てスピードを出すタイプなのだが、歳をとってきたから、そんなやつにはおかまいなしで走る。6時代だから空いていると思いきや、そんなライトバンに煽られたせいでもないが、すぐに前を行く車のお尻についた。「遅いなー」と思うと、前の方に大型車を牽引した車が走っている。故障した車を引っ張っているのだが、大きな車を牽引しているから遅い。けっこう車がつながっている。しかし、通勤時間帯にはいろうかという時間だから、後ろの車の姿をみると、煽りたくて仕方ない雰囲気だ。「せっかく早く出たのにこれじゃーいつもと同じじゃないか」とわたしはうんざり。7時までを想定していたが、これでは10分くらいは遅くなりそうだ。まったく1時間後と変わらないではないか。

 先ほどのライトバンは消え、今度は女性が運転した車が後ろについて、やはりけっこう接近している。このごろはそんな女性ドライバーも珍しくない。しばらく進むと右折車がいて左側は狭い。その隙間を縫って進むが、その際すでに信号機は赤になりそうだった。そのままわたしは進んだが、後方はなぜかそのとき少し開いていた。後続車はおそらく信号で止まるだろうと思っていたら、赤なのに突っ込んできた。接近する車を信号機で追い払うのは良い気分なのだが、逆に止まらずついて来られると「かんべんしろよ」と思うのは常だ。大型の牽引車は、まだ前を走っている。これでは目的地近くまでランデブーという感じなので、あきらめて違う道にルートをとった。なぜ早朝からこうも気を使う運転をしなければならないのか、と思うと、やはり「電車に限る」と悟るわけだ。結局1時間後なら55分のところを45分ほどで着いたから、10分近く早かっただけだ。たった10分でもいらいらしなければ納得なのだが、いらいらしたから納得いかない。夜帰宅する際には、35分程度で帰宅した。よくもみんないらいらもせず毎日通勤しているものだ、と感心することしきりだ。
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