Kizu-darakeのにっきC

みんなに笑顔が戻るといいな。がんばれ!東北(とおほぐ)!

私のGW<その4>その夜に何があった!

2006-05-14 03:12:20 | バイクな一日
いろいろ座る位置や荷物の積み方を検討しこの形になった。
なんと銀マットもCOURSEバッグに収納、シートの自由度が広がった。
スポンジゴム板が大活躍だ!
(ここに掲載)
しかしトリッカーのこの独特のデザイン、いいねぇ~。

新発田市を抜けて7号線を南下、この道はでっかい。
間違えて高速道路に入ったかのような錯覚を覚える。
バンディット400とCBR250RR、GSF1200で佐渡島に行ったとき初めてこの道に入りみんなで焦った記憶がある。
「あれ?高速さは入ったけ?」
みんなおんなじこと言った。

そのまま8号線に入ったのは失敗、渋滞に巻き込まれる。
とりあえずすり抜けして前に進むが渋滞の原因は「道の駅ふるさと村」にあることがわかった。
みんなそこに行きたくて動かなくなっていた。
そのてんバイクは楽だ。
押して歩けるし駐車スペースも問題ない。
ここの渋滞はすり抜けじゃなく歩道を押して歩いた。
好きじゃないんだよな。間をフラフラすり抜けるのって。

あまりの混みように「ふるさと村」には入らなかった。
仕切りなおし。
動かない交差点を抜けて再度エンジンを始動。
「あっバイクだ!」と子供の声。
「山形から来たんですか?」
遊びに来てた家族に声かけられた。
尾花沢の近くから来たと言ったら
「あぁ!花笠踊りの!」
少し話をして
「お気をつけて!」
うん!、手をふってわかれた。

流れが淀んでる。
太陽も低くなってきた、進路を変える。
460号線に入り海を目指す。
最初からそうしてれば苦労はなかったわけだが・・・
ま、それもいい思い出。
「じょんのび館」で湯に浸かる。
後で気づいたのだがネットで「大人入浴1000円」で自分は「850円」で入れた。
どうやら巻町が新潟市に合併して値段が下がったらしい。
ここに書いてあった。


日が暮れた!場所は寺泊町、大きな駐車場の脇にテントを張る。
電池ランタンがすごく役にたった!
灯りは絶対必要だね。
一人用テントはやっぱり狭いね(笑
荷物と寝袋広げていっぱいいっぱいだ。
初めての一人だけの夜、以外に落ち着く。
あまり怖さを感じない、自分は変態?

どれ!
寝るところ作ったし少し海岸を散歩。見てくるか。
夜の砂浜は真っ暗だけど散歩してる人も暗闇でひそひそしてる人もいる。
花火?
いやタバコの火か、それと携帯のディスプレイの灯り。
近くの食堂で夕食食べて、公衆トイレも近いので寝る前の・・・を。

寝袋に包まって目を閉じる。とガヤガヤガヤ、騒がしい。
自分のテントの近くを何度も足音が!
「おわっテントとバイクある。」
おいおい、ぶつかんなよ、とりあえずわかるように電池ランタンを点けておいた。
これならテントがボォーっと光るのでぶつかることはないだろう。
目を閉じる。
さっきのやつらが何度も駐車場と浜辺を行ったり来たりしてる。
声が聞こえる。
察するにこのあたりのナンパ少年たちで連絡取れた女の子とここでなんかするらしいことがわかった。
しばらくすると女の子の声も聞こえてきた。
砂浜に行く途中このテント見つけて
「うそ~光ってる、だれかいるの~」

(`ё´)いるんだよ!!

今度は女の子と野郎どもも行ったり来たりはじめる。
数人行ってはコソコソコソ~
また数人行ってはコソコソコソ~
もどってきてはコソコソコソ~
「なぁ、あの子どっちに乗せる?」コソコソコソ~

失敗した、もっと静かな場所を見つけるべきだった。
しかしテントを設置しなおす気力は失せていた。
静かになるのを祈るしかない・・・というか静かになれ!!

少年の一人が
「オレも成人したらバイクで日本一周とかしたいな、なぁ、カッコよくね?」
ああ、お前いいやつだな、
できるといいな、日本一周をさ。
って、お前ら未青年かよ!!

それからしばらくして「げぇ~っぐえぇ~っ・・・」って・・・
飲みすぎだぞ、気をつけな。って飲んでるのか!!
そういえば闇に光るあの光は・・・
こいつらの仲間だった、タバコかい。
しばらく何度もゲーゲー聞こえてきた、大丈夫か?

もうテントの位置覚えただろ、ランタンの灯りを消した。
そしたら
「あれ?さっきまで点いてたのに暗くなってる、やっぱり人いるんだ、気持ち悪~い」

・・・
・・・
なんだろ、この胸いっぱいに広がる きぃ・もぉ・ちぃ・
kizu暴走寸前!!うおぉぉぉぉ~暴れてやろうか!!
我眠り妨げる者に呪いを~~~っ!!

さっきからさっきからさっきからぁぁぁ~何時間行ったり来たり騒いでんだお前らは!
未成年が闇ん中でこそこそとタバコ吸って吐くまで飲んで女遊びですかい。
こんなガキ君たちの金かけない引っかけ方で遊ばれるあんたらに気持ち悪いとはね。
こいつらあんたらのお持ち帰りの相談してたぜ、はやくもうどっか行ってくれよ。
はたから見てるとあんたらの方が気持ち悪い!!
つうか寝かせてくれぇぇ~(涙

「なぁ、お前テントをパンチしてみろよ・・・」
あぁ、腹は決まった。
それを合図にぶちきれることにした。
いつでも飛び出せるように準備OKだ。
対刃物でヘルメット振り回すか!
リーチも威力もこっちが上だ!
くるか!?
「・・・えぇぇ、やだよ・・・」
ふぅ~小心者の集まりみたいだ、すこし安心。
で、テントの脇でゴショゴショ話をはじめやがった。


「う・るせ・ぞぉぉぉぉ、おま・えらぁぁぁぁ・・・」
地に響くような声をもらす。
自然に出た声だ、かなり自分はご立腹!!

「!!!」
聞こえたのか?

行った、はぁ、行ってくれたよ。

でこいつらは女の子たちをそれぞれの車に乗せて去った。
数台ほど置いていったのが朝確認できた。
たぶん女の子の車だろう。
ずいぶんと大きくて新しい車にお乗りで・・・

あいつら去ったらそのままぐっすり朝まで眠れた。
疲れたからなぁ~
5時半に起きた。
すごいすっきりしたぁ~熟睡したんだな。
普段はこんなに早く起きないけど起きれちゃうんだね。


ふぅ~めちゃ長文、長文。
コメント
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