もっちぃーの宮崎暮らし

宮崎在住の私が、焼酎を飲みながら気ままにやってます(旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」をリニューアル)。

プレミア焼酎の価値

2005-10-27 18:18:09 | 旧「もっちぃーの焼酎ぶろぐ」
前回まで「森伊蔵」について書いたついでではありませんが、
プレミア焼酎がなぜそんなに高くなるかについて考えてみました。
といっても、だいたい誰でも思いつくとは思いますが…。

まずは、味。
本当に旨いものについては、ある程度の金は出したいもの。
といっても、私は原価の1.5倍出せるかどうかですね。
一升2,000円の焼酎だと、3,000円がギリギリでしょう。
定価が3,000円の焼酎もあるから、3,000円なら出せるような気がします。

次に、所有感でしょうか。
持っていたい、人に自慢したい等の、いわゆるコレクションとして。
これならある程度気持ちは分かりますね。
焼酎好きなら、レア物をかっこよく飾りたいし、
お客さんが来たときには、自慢してうんちくを語りたいし…。

さて、最後、2次利益ねらい。
転売して儲けを狙う者。
もしくは、飲み屋が1杯あたりとんでもない値段で出す、とか。
「森伊蔵」などは、30,000円で買ったとしても、1杯ン千円で出せは、
もとが取れてしまうんですよね。それが今の超高額の一番の元凶でしょう。

さてさて、1杯ン千円の焼酎を飲んでいるのは誰なのか。
私にはあほらしくて全く考えられません。
だって、同レベルの美味しい焼酎を他にたくさん知っているから。
ということは、焼酎のことをよく知らない人が飲んでいるのかな?
 芋焼酎ブーム→一番有名な森伊蔵→それを飲むことがステイタス
みたいな流れが、都会では出来上がってしまっているのでしょう。
そういう人は「やっぱり森伊蔵最高!」とか言ってそうですが、
そんなヤツにはっきり言ってやりたいのは「芋焼酎」が旨いのだと。
他の焼酎も飲んでみなさい、大して変わらないから、と…。

まあ、こんなことを書いても、聞きはしないですね。
そんな人たちは「味」ではなくて「ステイタス」で飲んでいるのだから…。
寂しい人たちです。

さて、最後に私の「森伊蔵」の評価です。
口当たり柔らかな、ちょっとすっきりめの、いわゆる白麹の味。
定価どおりの価値だと思います。