静岡市立豊田中学校PTA blog

豊中PTA運営委員会が中心になり情報提供をしていきます。

9月PTA運営委員会 浜部校長先生のお話

2014-09-11 | 本部運営
 夏の中体連やコンクールが終わりました。3年生にとっては、部活動の集大成として、貴重な経験になったことと思います。部活動を通して得たもの、学んだことを自分の言葉で残し、財産にしてほしいと願っています。
 先日の学校だよりでも触れましたが、3年生が今年の4月に受けた「全国学力学習状況調査」について、本校3年生の平均回答率は、国語.数学ともに、基礎A問題活用力のB問題全てにおいて、全国.県.市の平均を大きく上回り、たいへん優秀な結果でした。もちろん学校でも、教師は基礎基本の定着や授業の工夫などに最大限の努力をしています。ただ、生徒の学力には家庭や地域の教育力、教育に対する関心の高さ等も大きく影響を与えており、今回もそうした様々な要素が総合されての良好な結果だと考えています。そういう中で特に本校が自慢できることは、生徒たちが今たいへん落ち着いていて学校生活や学習に取り組めている、ということです。この「落ち着いて生活や学習に取り組める」とか、「人の話を集中して聴ける」ということを、わたしはこれまで何度も申してきましたが、これが実に大事なことで、しかもこの状態は一朝一夕に作れるものではありません。中学は、ともすると生徒が荒れ落ち着きをなくし、次々に問題行動が起こったりすることがあります。本校も決して油断してはいけないと思っています。そうなると、教員は問題の後処理や生徒の指導に追われ、授業にかけるべき時間を奪われますし、生徒も学習に集中することができなくなってしまいます。当然、学力の定着という点でもおぼつかなくなります。子どもの生活態度と学習への取り組みは常に連動していて、生活は乱れても勉強だけがんばればいい、とはいきません。また、子どもの心の有りようは、すぐに生活態度や身なりにあらわれます。
 そういう点で、現在の豊田中は、授業への取り組みや集会での聴く態度もすばらしいし、今は体育祭に向けて夢中になって取り組んでいる、たいへんいい状況を更に継続.発展させることが結局確かな学力にもつながっていくものと考えます。なお、今回の学力調査のもう少し詳しい分析結果は、改めてお知らせする予定です。それでは、この後体育祭や、今年初めて全校で行う合唱コンクール、PTAの方々でもバザーなど大きな行事があります。豊中の生徒一人一人が輝いて達成感を味わい、充実の秋となりますよう、ぜひご協力をお願いいたします。
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