パーボ ヤルビーとNHK交響楽団

パーボ ヤルビーが今秋からNHK交響楽団の首席指揮者になる。

数年前にN響の定期会員だったが、クルト マズアのベートーベンの第九の演奏会で第3楽章の冒頭で指揮棒が止まって演奏をやり直したことがあってからは、わざわざ東京まで 出掛けなくなり、又フェスティバルホールも新しくなって気分が東に向いていなかった。

一方パーボ ヤルビーは数年前に西宮で聴いたことがあり素晴らしい演奏会であった印象から、先頃N響の首席指揮者の話を聞いた時には大変興味が改めて湧いてきた。

今夜TVでマーラーの一番の素敵な演奏の接する事が出来て、豊かな歓びを伝えたくなった。

また今秋からN響の定期会員になろうかと迷っている。

音楽は本当に心を癒し 生気を湧出し 生活に豊かな彩りをもたらせてくれる。

限りなく 満ち足りた歓喜の流れが 私を包み込んで私の宇宙を創造してくれる。

思わぬ出来事

休日の地下鉄は大変な混み方であった。
平日と変わらない人の数だか、乗車する流れが異なるのか猛烈な圧力で押し込まれた。

頑強な男性が眼前に迫り全く身動きが取れない。気がつくと私の背中にへばりつくように私におんぶされているのか、抱き抱えようとしているのか？ 肩甲骨に豊かな胸が密着していた。

暫くして電車が動き出し多少の揺れで体勢を変えようとしたが、前にも後ろにも動けない。
私のお尻は後ろの女性の下腹部に完全に抱え込まれた状態である。

こんな密着状態なんて普通は滅多に無いのにと思っていたら、後ろの女性の右脚が私の右脚に 暫くして今度は左脚が私の左脚を
かすかな息づかいが 尾骨からも共鳴しながら老体に謎かけをする。

電車が停車してドット押し出された。
若いおとなしそうな人が俯き加減で改札口に方に足早に去っていった。

僅か二三分の出来事だったが結果は良い事をしたのかそれとも悪い事をしたのだろうか？？