goo極楽トンボの人生行路

勝手気ままに、独断と偏見の瞑想空間ほ

表街道の座右の銘

2015-01-01 21:58:57 | 日記
私には座右の銘?なるものが二つある。
一つは人生の表街道の「自らの分を知れ」と
もう一つは人生の裏街道の「人格は臍から上」
である。

今から55年前 社会人になって最初に社長からの訓示が、「自分を知りなさい」であった。
自分の才能や能力を分からないで、人生を渡り歩くなと 私は解釈して、今日まで物事に6割程度のエネルギー消費の人生を送って来た。

ある意味 フル回転 渾身の対応なんてやった試しがない無い。

結果は手に入れられたかも知れない多くのチャンスがキャッチ出来ずに 否全く自ら求めること無く、余力を充分に保ちながら生きて来た感がある。

40代前半に重役とケンカをして会社を辞め、家族を路頭に迷わして、極度の貧困に至るも、当時高校二年生の娘を浪人生を経て薬学部を卒業させ、中学三年生の息子も大学に。

この環境の中、生き延びる力を自分のものにしたのも「自らの分を知れ」を会得してほどほどの人生が私を守り育てたんだと確信している。

新年早々に来客があり、50前にして将来の為に「司法書士の試験を受けようと」

そんなに頭も良くないのに、ただ思いつきで能力の限界をはるかに超えた挑戦に敬服する?やら 呆れるやら
「自らの分を知らない」人間は恐ろしい。

勿論、私が「自らの分を知れ」を説くとしても、その意を解することが難しいと自制して、
口を詰むんだ。

人生50前後は苦難の真っ最中 これも亦楽しい。