エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

コシアブラとモチタラの天ぷら

2013-05-13 | 健康

                                                   今朝の黎明  午前4:03

  お向かいの浪江からの被災してきている奥さんが庭をのぞきに来られた。

 数年前に苗を植えて毎年楽しんでいた食べ頃のタラの芽を指指して、「モチタラはおいしいよね!」と。 トゲが少ないタラの芽を言うらしい。

今年はなかなか芽が出ないので、枯れてしまったかと思っていたら、いつの間にか食べ頃を通り越していた。

2本とも健在だった。今年は食べないで大きくしようと思っていたが、少しでも天ぷらに、と考えた。

 5/4 のモチタラの芽

 そんな矢先、夕方娘が嫁ぎ先から採りたてのコシアブラをいただいてきた。

 すでにメインディッシュは出来上がっていたが、折角なのでと妻は天ぷらにあげてくれた。

 天ぷらに → 

 旬の季節に、山菜の王様をごちそうになる贅沢、夏の陽気も手伝って冷たいビールが実においしかった。満足、満足。

 

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母の日

2013-05-12 | 日々の生活

 

  母の日は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日。でもいつも同じ、妻は今日も変わらぬ働き詰めの1日だった。
息子の嫁さんからカーネーションが届いた。連休中にダウンした孫の風邪が息子に遷ったらしい。

 カーネイション過ごした日々の懐かしさ

 娘たちからは夏向きの薄手のカーデガンなどをプレゼントされた。ほほえましく、傍観していた。

 あらためて母の日を思う。
私の新しい出発を見送ってくれた10年前の11月末に母は逝ってしまった。
息子の危ない容体をううすうす感じながら、ようやくの退院を喜んでくれた母の面影が浮かんできた。今健在なら100歳を迎えたのに。

今朝は町内の「花いっぱい運動」続いて「合同役員会」があった。晴天に恵まれ、怪我もなく順調に終わった。


 

今度はいよいよ、町内1地番の行事夏の行事の準備が始まる。

 

帰宅すると、信州の恩師から電話があったと言う。仲人親でもある恩師がこの春の叙勲を受け、早速のお祝いの手紙に対しての返礼のtelだった。

早速電話した。久しいご無沙汰をわびて近況を話し合った。叙勲に対する恩師の考えは、淡々としたいつもの恩師の思想と変わることはなかった。

 これからも、そんな人となりに近づきたいと思いながら、長くなった電話を切った。

 

午後はヒメシロチョウを見に里山へ。シオヤトンボが次々に羽化していた。

 ヒメシロの産卵、オツネントンボの産卵を撮ることが出来た。お目当てのホソミオツネントンボは見られなかった。

 


 咲き出したサワオグルマにベニシジミ、コハナムグリを初見した。  

   

 大きなシマヘビがひなたぼっこ、近くの木にシメ?が止まった。また、珍しいウスジロバナエゾタンポポらしきものを見つけた。

 

 

初夏を感じさせる一日は、人生を考えさせられる一日となった。  (2013.5.12)

 

 

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森で遊ぼう 

2013-05-11 | 教育を考える

  8時半に集合、指導員の打ち合わせのあと、9時に開会式。1年間の子供たちとの野外活動が始まった。

今日の出席は、市内の小学1年生から6年生まで23名、テーマは「林業体験」と「サツマイモの植え付け」だ。

会員の自己紹介で、小生は「みんなのように小さい頃は,チョウやトンボが大好きな昆虫少年でした。それで、自然が大好きになりました。」と挨拶した。

Ho副会長の諸注意は・・・「1.服装  2.安全  3.協力」 を守りましょう。

天候を心配したが、午前中は晴れ間も見え、順調に活動ができた。

ヘルメットをかぶり、ノコギリを腰に巻いて山へ入った。

  

4班に編成しての除伐体験だ。初めてのこぎりを使う子供もいて,安全に気をつけて何本も切った。

各班それぞれに除伐した木々を使って基地を作った。小生の担当は1班、窪地を利用して太めの木を渡し葉の付いた枝で屋根を覆った。

部屋にはクマザサを敷き詰めて寝転んだ。いつかこんな時があったような錯覚に陥った。

子供たちにも、森の中での楽しい,貴重な林業体験ができたであろう。

 

     

全員で他の斑の基地を見学して、それぞれの基地の回りでお弁当を広げた。

その頃から、案の定、天気予報通りに雨が落ちてきた。でも松林の中、さほど気にならずに食事を終えた。

雨が本格的になる前に、昼休みを短縮して午後のサツマイモの植え付けをした。カボチャも植えた。

これは秋の収穫時期にはさぞおいしい焼き芋を味わえることだろう。

 

予定の閉会まで約2時間を残して、計画通りの活動を終えた。父兄のお迎えがくるまで、公民館をお借りしていろいろなゲームを遊んだ。

初対面の子供たちだったろうが、すっかり打ち解けて遊んだ。汗びっしょりになって相撲に興じた。

名前までは一度に覚えられないが、遠巻きに子供たちの性格もすぐにつかむことができる時間となった。

本格的な雨となった森をあとにした。お疲れ様でした。

会長がトンボを捕まえてきた。羽化したばかりのダビドサナエをフキの葉に載せて記念撮影。今年見る2番目の新生トンボとなった。

はじめはサイズからしてコサナエかと思いきや、にしては黄色い。翅胸全面の模様、特に逆ハの字から同定できた。また、前脚の基部の黄斑も決め手だ。

 

 子供たちが自然に親しむ機会が少ないと思う。いつも、主体的に自然と親しみ、学ぶ子供たちを育てたいと思う。 

次回のテーマは「ハイキング」、ウスバシロチョウが沢山舞っているころだろう。

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静かにときが流れる

2013-05-11 | Weblog

   昨日、若松では30.4℃、真夏日だった。確かに庭へ出るとようやくの温かさを感じたが、家の中は肌寒く、夕方には未だストーブを焚いた。
 庭に伸び放題のツルニチニチソウを抜きながら、落ち葉などを取り除いた。
 所々にモグラが穴を掘っている。キキョウの芽は未だか、去年の茎の残りを抜いたら簡単に抜け、新しい芽が見えた。ギボウシ、ヒトリシズカ、スズランなどが芽吹いてきた。
 マイズルソウやカンアオイの仲間が勢力を伸ばしていて驚いた。毎年可憐な花を沢山付けるアジサイが雪に何本もやられた。今年はリュウキュウツツジが良く咲き始めた。
枯れたと思っていたタラの木がほどよく芽吹いたが、今年は採らないでおくことにした。 

 庭の空き地の上空に、ホバリングを繰り返して縄張りを旋回しているクマバチが、驚いたことに、近くを通過したヒヨドリのと後を追いかけた。

  


 足下に素早く飛ぶチョウがいた。コツバメかと近づくとトラフシジミが2頭が地面で吸水していた。トラフシジミは庭のフジで育ったのだろうか。
  初夏の庭はいろいろな姿を見せてくれた。

 

今日はこれから「森で遊ぶ」の活動に出かける。どんより曇り空で、昼過ぎは雨となる予報、3時までの活動、何とかもって欲しいが・・・。

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庭 春爛漫  里山は初夏へ

2013-05-09 | 自然観察

一番の春らしい天気! と言っても、5/5が今年の立夏だった。もう夏だ。

春分と夏至の中間に当たる夏の始まり、今日は若松で26度を超えた夏日になった。

朝、悠くんと一緒に庭で遊んだ。しばらく風邪を引いて熱を出していて、一回り小さくなったようだ。

しばらくぶりに水遊び。バケツにくんだ水で、じょうろで花に水をやって遊んだ。

初夏の庭を撮った。我が家のハクモクレンはようやく満開。ユキヤナギ、ライラックも清楚でいい。

  

   

八重のヤマブキも殖えた。ナンテンの幹にフジが巻き付いている。サクラはお気に入りのオオシマザクラだ。

キバナイカリソウがも辺り一面に殖えた。ジンチョウゲは、赤と白。よく調べたら2本だった。

 

   

 

こう陽気がよくなると、じっとしていられない。急いでおにぎりを握って、お茶と漬け物を準備。

ヒメシロチョウの産卵風景を撮りに出かけた。また、オツネン、ホソミオツネントンボの産卵が始まったのでは?

いつものポイント、田圃の土手に、ちらちらとヒメシロが舞っていた。明らかに、食草のツルフジバカマを探しての産卵行動だ。

しばらく目で追っていると、伸び始めたツルフジバカマに止まり、すぐに産卵。丁度生み付けられたタマゴが見えたところをパチリ!。

  

小川の縁を歩くと,今年始めてみる新生トンボに出会った。1年ぶりの春のトンボ、シオヤトンボだった。

シオヤトンボ 未成熟♂

  小川の岸に,一株のきれいに花が咲いたワサビを見つけた。土手にはエゾタンポポ、ムラサキケマンが咲き誇っていた。

静かに時が流れていた。この至福のひとときがいつも忘れられない。 

   

ハンミョウが何匹も集まっていた。いよいよ虫たちの世界が始まった。

ニワハンミョウ

川沿いの林に踏み込んだとたん、突然モズがけたたましい鳴き声で飛び出した。威嚇か、危険を知らせる鳴き声だろうか,しばらく地鳴きが続いた。

  

帰りに,河東IC脇に、ホソミオツネントンボの様子を見に寄った。産卵は直だろう。数匹のオツネントンボが見られた。

 水仙畑と飯豊山

 

林から水辺に出てきたオツネントンボ 

  

まだ五分咲きのヤマサクラにフジが巻き付き,花穂が大分膨らんでいた。その回りにルリシジミが元気に舞っていた。

 

フキの葉の上にルリシジミのペアを見つけた。

    

今日も、大自然はすばらしいドラマを見せてくれた。

ありがたい自然に感謝し、何か自然に恩返しをしたいと思っている。

 

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除伐作業を体験

2013-05-07 | 教育を考える

 

 市民と共生の森の会で、今日は午前中、事業「森で遊ぼう」の事前活動があった。
 第1回のテーマは「森を育てよう①林業体験・基地作りとサツマイモ植え付け」
 前回はその事前調査で、初めて参加して〈ビオトープの修繕とジャガイモの植え付け〉をした。

 今回は、赤松林のフィールドで、子供たちの活動に危険な倒木を片付けたり、クマザサや細い雑木を刈った。

 会員はそれぞれにヘルメットをかぶり、年季の入ったナタやノコを下げていた。我が輩は庭の剪定に使っているノコギリとはさみを腰に付けた。

 いつも里山を巡る登山靴を履いたが、皆さんは長靴だ。

 鞍部に展開して作業開始。柄の長い草刈り鎌を借りてクマザサを中心に刈った。

 刈り残しや、立っての作業がしにくい場所では剪定はさみが重宝した。

 

 一通りきれいになったところでティータイム、それぞれに菓子やお茶を持参、ご馳走になった。

 前回は、100名山を目指している先輩のIgさんと話した。今回話をしたHoさんは、ときどきモートンイトトンボを観察しているポイント近くにお住まいだと言う。

 Hiさんには握手を求められ、励まされた。会員の皆さんとも徐々に話が出来るだろう。

 子供たちに除伐させる木にテープでマークをした。4,5班に分かれての基地作りの材料とする。
 なかなか良い企画計画だと思った。

 初めてのわずかな作業だったが、自然界は不思議がいっぱいだ。  今日の作業中にいろいろ発見があった。

  1.マツのこぶ・・・マツこぶ病とは!。 球状に肥大してこぶ状になり、年々成長肥大して、その内部の材は健全部に比べて柔らかいため、害虫などが侵入しやすいらしい。

  2.芯が黄色いウルシの断面・・・ずいぶん横に曲がって生えていた木をノコで切った。皆がウルシだと教えてくれたが芯の黄色を初めて知った。

  3.断面がおもしろいフジの木 ・・・伐採したフジの幹には年輪のような筋が見える。筋と筋の間に変わった輪が見られた。横にいた高橋会長にフジには年輪がないと教えられた。

   家に戻り調べ、ツル植物の成長についてあらためて分かった。筋の広い年輪らしきものは、一挙に成長した導管らしい。

  4.会員が、腐ったマツの倒木をひっくり返し見つけたキノコ ・・・キノコの傘と柄の下に白い糸状の菌糸体が見事に見えた。

  5.フィールド入り口に倒木したナラの木の大木があった。胴回り1.5mくらい、高さは10mほどあるか、比較的新しくみえた。

   会員の話では空洞になっていて倒れたときは枯れてはいなかったようだ。何か木材資源として利用できないだろうか。    などなど、・・・。

 

 1  2.

3.  4. 5.

 1,2,3をお土産に持って帰った。  一つずつの不思議を調べ、じっくり勉強したいと思っている。

 

  次は子供たちと「森で遊ぶ」事業本番、 5/11(土)が楽しみだ。 

 

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山の神 参拝

2013-05-06 | 日々の生活

 今年は雪が多かったので、西会津行きは遅らせていた。

最高の天気に誘われて腰を上げた。年に一度のギフチョウを見る遠出だ。

先ずは峠の手前の地域、満開のサクラ越しにおなじみの山々が見えた。

杉林の中の狭い山道に残る残雪は、いつもより多い。

所々に自生する食草コシノカンアオイを確認しながら、ギフに会えることを願った。

 

  

コシノカンアオイ

丁度、ミヤマカタバミ、エンレイソウが咲き始めていた。このあたりのキクザキイチゲは白より紫色が多い。

エゾエンゴサクはピンクの花もあった。 日当たりの良い箇所のカタクリはすっかり咲いていたが、まだつぼみのもののあった。

思いもかけないザゼンソウに出会った。

  

  

キクザキイチゲ

    

エゾエンゴサク

 

 カタクリ      

  

ザゼンソウ                                     ミズバショウ                                                       キバナアマナ

   

   アブラチャン                                      ダンコウバイ                                      

 峠に向かうと、今日も大きなネットを持った3組5,6人の輩にあった。いつもがっかりする光景だ。

 声をかけた一組は、娘と夫婦家族の品川ナンバー、「ギフチョウは心配だから採るのやめましょう!」と声をかけた。

 このポイントは、毎年チョウ屋が徘徊し気分が悪くなる。ネット仲間の情報で有名になっている。

 所沢ナンバーが道路に座り込んでギフチョウを待っていた。

 コシノカンアオイの自生する林に入ると、開けたところにブルーのシートや捕虫網が並べてある。

   

 腹が立った。「ここは採集できないよ!」と言うと、「ここは良いんだ。」と。

「どうして採集するの?」と聞くと、ここのギフの斑紋を調べると、言い訳まがいだ。単なる自己満足のマニアか、ネットでの販売を狙うチョウ屋に違いない。

いろいろ言っても喧嘩になるのは危険なので、その場を離れた。この耐えられない光景は、前にも書いた。

 ギフチョウは福島県では準絶滅危惧種、明らかにギフチョウの減っている西会津町は自然環境保全地域として保護対象となっている。もちろん採集も出来ないはずなのだが。
もう一度、町に確認してみたい。採集禁止の条例などを考えるべきだ。

 

  気分を悪くしながらも、今年も大山祗神社の奥社へ参拝してきた。

大山祗神社は、三年つづけてお参りすれば一生に一度の願いがかなうと聞いた。

今年は2年目、往復約10㎞、3時間を超える参拝だ。一歩一歩踏みしめながら登った。

少し無理をするとき、10年前の体調を思い出すことが多い。

4ヶ月の入院中、貧血に苦しみながら、子供たちに、妻に支えられて平塚まで行ったリハビリの外出。

今は、こんなに元気になったと、健康を確かめながら歩いた。去年もそうだった。

健康でかなりの距離を登り下りできることを心から感謝しての参拝だった。

妻の足腰の痛みが癒えるように、孫たちが元気で成長しますようになど、家族みんなのの健康をお願いした。

途中の参道山道

         

    

                                 大山祗神社の奥社

  コゴミの生えるひろばでスシタニルリシジミが元気に飛び交っていた。

ようやく翅を広げる♂を撮影できた。ギフは写真は撮れなかったが、参道で2頭を目撃できた。

 

    

今年は、足が悪い妻を残しての山の神への参拝、来年は二人でお参りしたいものだ。
 
    
 

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キビタキ

2013-05-05 | Weblog

昨日は、ヒメシロチョウの様子を見ながら,久々の春の里山を巡った。

田起こしが始まった田園の彼方に、真白な飯豊の山脈がさわやかだった。

春の花を写した。少し農道を奥に入ると,まだまだエゾタンポポが多いようだ。

黄色い花はネコノメソウ、キジムシロ、ウマノアシダカ、コウゾリナ、小川の岸にリュウキンカを見つけた。

   

 

 

菜の花畑から磐梯を写した。隣の畑は荒れ地に毎年ハナダイコンがきれいに咲いている。

  

静かな山里で、しばらく愛おしい,か弱きヒメシロチョウと遊んだ。

ヒメシロチョウは,結構広範囲に歩いたが,いつものポイントだけ、ますます保護の必要を感じた。

まだ芽を出さないツルフジバカマを探しているのだろうか、吹く風を除けながら,スミレやヒメオドリコソウ、カキドオシの花に吸蜜していた。

      

新生のチョウは、先日のヒメシロチョウ、ルリシジミ、コツバメに加えて、アゲハ、ツマキチョウ、モンシロチョウだった。

   

  

久しく見なかったキビタキに逢った。美しく威厳があった。

キビタキは福島県の県鳥だ。もう40年も前に、猪苗代での研修会の折に見たのが初めてで、嬉しかった。はからずもその頃の思い出がよみがえった。

 

野鳥も春を満喫しているようだった。ヤマザクラにヒヨドリ、ヤマガラが、なれなれしいのはアオジだろうか、すぐ近くをこちらを見ながら移動した。

       

池に注ぐ小川の水が豊富で、まだ放水量の関係か池の水位が高かった。

カワウが着水し、岸に上がって羽ばたきを繰り返した。

 

これまであった池の周りの小さな流れにコンクリートのU字寺溝が敷かれてしまった。また生き物が減っていく。

 

池の端のこぶし越しに,麗しの磐梯が見える。  どこからも見える磐梯の雪形、キツネから虚無僧に変わった。

 

 

連休後半は行楽日和になるらしい。

5/5はこどもの日、お祝いはこの前済ました。

今日、孫たちは、大町通りの子供まつりへ出かけた。ボーイスカウトのバザーのお手伝いだ。

我が家は夫婦でのんびり、家庭菜園のキュウリ、トマトの苗でも植えようと思う。

 

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ある一日

2013-05-02 | 日々の生活

 

昨日の午後、賑やかな保育園となる。息子の孫たちが突然来訪、紗~ちゃん,奏~ちゃん、悠~くんと,ハイハイが始まった大ちゃんと、まだ武くん、萌ちゃんは帰ってこない。

  

登校はa.m:7:20                   臨時保育園                     悠人2度目のこどもの日       

 

ジーちゃんは、庭へ避難して写真撮りだ。風が冷たかった。 今朝も寒く、予報では山は雪かもしれない。

  

我が家のモクレン、近所より開花が遅く花が小振りでとても気に入っている。

  

 

   

 ハリギリもう10年くらいになる盆栽          ホウノキ                                   ウコギ そろそろ摘める

 

 いよいよ新緑の候、を迎える。

 

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ゆく春を惜しむ

2013-05-01 | 文芸

                          

サクラもいつしか盛りを過ぎ、ひとひらひとひら散り始めている。
この時期には、散りゆく花びらを眺めて、何とも言えぬ思いに浸ってしまう。

ゆく春を惜しみつつ口ずさむ詩がある。
諳んじた達治の詩と、青春の寮歌を声に出して詠う

◎「甃のうへ」         <測量船より>
  あはれ花びらながれ
 をみなごに花びらながれ
 をみなごしめやかに語らひあゆみ
 うららかの跫音空にながれ
 をりふしに瞳をあげて
 翳りなきみ寺の春をすぎゆくなり
 み寺の甍みどりにうるほひ
 廂々に
 風鐸のすがたしづかなれば
 ひとりなる
 わが身の影をあゆまする甃のうへ

 中学だったか高校だったか、暗誦させられた覚えがある。
春の日に静かなお寺の境内を歩くさわやかなイメージに共感した覚えがある。
後年、サクラの花びらが風に流れて散る光景に、いつもこの詩が浮かび呟いてきた。
 流れた花びらは、あはれ青春の流れだった。

 ◎「春寂寥」       <信大・思誠寮寮歌>
 これは誰もいない桜の木の下で、ゆく春を惜しみながら玲瓏と詠う
 感動の歌。これまた、何度か傷める心を抱いた我が青春の歌だった。

春寂寥(せきりょう)の 洛陽に
昔を偲ぶ 唐人(からびと)の
傷(いた)める心 今日は我
小さき胸に 懐(いだ)きつつ
木(こ)の花蔭に さすらえば
あわれ悲し 逝(ゆ)く春の
一片(ひとひら)毎に 落(ち)る涙


【 春寂寥 】
     http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/harusekiryou.html 

 近くの神社のサクラを見に出た。お気に入りのヤエベニシダレが咲き始めた。

花散るや八幡の杜のベニシダレ

 

 


いつも一番に咲く神社のソメイヨシノは散りはじめた。我が家のヤマザクラやオオシマザクラもそろそろ散り始めだ。

このところ実の付けが悪かったサクランボの佐藤錦は満開だ。

   オオシマザクラ サクランボ

 

今年のサクラ、厳しい冬だったわりには例年より早く咲きだしたが、このところ気温が低く長く咲いてくれている。

 ほどなく短い春が行って 初夏へと時が流れて行く。

 

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