エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

庭 春爛漫  里山は初夏へ

2013-05-09 | 自然観察

一番の春らしい天気! と言っても、5/5が今年の立夏だった。もう夏だ。

春分と夏至の中間に当たる夏の始まり、今日は若松で26度を超えた夏日になった。

朝、悠くんと一緒に庭で遊んだ。しばらく風邪を引いて熱を出していて、一回り小さくなったようだ。

しばらくぶりに水遊び。バケツにくんだ水で、じょうろで花に水をやって遊んだ。

初夏の庭を撮った。我が家のハクモクレンはようやく満開。ユキヤナギ、ライラックも清楚でいい。

  

   

八重のヤマブキも殖えた。ナンテンの幹にフジが巻き付いている。サクラはお気に入りのオオシマザクラだ。

キバナイカリソウがも辺り一面に殖えた。ジンチョウゲは、赤と白。よく調べたら2本だった。

 

   

 

こう陽気がよくなると、じっとしていられない。急いでおにぎりを握って、お茶と漬け物を準備。

ヒメシロチョウの産卵風景を撮りに出かけた。また、オツネン、ホソミオツネントンボの産卵が始まったのでは?

いつものポイント、田圃の土手に、ちらちらとヒメシロが舞っていた。明らかに、食草のツルフジバカマを探しての産卵行動だ。

しばらく目で追っていると、伸び始めたツルフジバカマに止まり、すぐに産卵。丁度生み付けられたタマゴが見えたところをパチリ!。

  

小川の縁を歩くと,今年始めてみる新生トンボに出会った。1年ぶりの春のトンボ、シオヤトンボだった。

シオヤトンボ 未成熟♂

  小川の岸に,一株のきれいに花が咲いたワサビを見つけた。土手にはエゾタンポポ、ムラサキケマンが咲き誇っていた。

静かに時が流れていた。この至福のひとときがいつも忘れられない。 

   

ハンミョウが何匹も集まっていた。いよいよ虫たちの世界が始まった。

ニワハンミョウ

川沿いの林に踏み込んだとたん、突然モズがけたたましい鳴き声で飛び出した。威嚇か、危険を知らせる鳴き声だろうか,しばらく地鳴きが続いた。

  

帰りに,河東IC脇に、ホソミオツネントンボの様子を見に寄った。産卵は直だろう。数匹のオツネントンボが見られた。

 水仙畑と飯豊山

 

林から水辺に出てきたオツネントンボ 

  

まだ五分咲きのヤマサクラにフジが巻き付き,花穂が大分膨らんでいた。その回りにルリシジミが元気に舞っていた。

 

フキの葉の上にルリシジミのペアを見つけた。

    

今日も、大自然はすばらしいドラマを見せてくれた。

ありがたい自然に感謝し、何か自然に恩返しをしたいと思っている。

 

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